第51話 ページ2
あ〜、桔梗ちゃんは本当に可愛いしモテるよね。
あの日の出来事なんてなかったかのような笑顔だよ！
清「じゃ、俺は先に戻るから」
「え？」
櫛「もう帰っちゃうの？」
清「眠くなってきたしな」
櫛「そっか、Aちゃんは眠くない？大丈夫？」
「ん？寝ようと思えば寝れるけど、起きようと思えば起きてられるよ」
櫛「なにそれ〜(笑)」
「…清隆は寝るんでしょ？部屋戻ったら？」
清「あぁ、おやすみ」
櫛「おやすみ！」
「おやすみ」
あ〜、強く言いすぎたかな？
私が勝手にモヤモヤってなってるだけだし早く取り消さないと……落ち着け私〜！
櫛「待って」
部屋に戻ろうとした清隆をその一言で引き止めた。
どうしたの桔梗ちゃん？
櫛「…」
「え、え？」
ちょっと桔梗ちゃん！？ここに私もいるんですけど！
なんで清隆のワイシャツを後ろから掴んで距離近くなってんの！？
もう寝よう…部屋戻りたい…
櫛「警戒してるんでしょ？…私、分かるんだそういうの」
「……はぁ」
まあ、あの桔梗ちゃんを見たら警戒はするだろうよ…
櫛「ごめん！急に1人きりになるのが寂しくなって………綾小路くんなら…」
私はこれに続く言葉を聞くまでもなく、2人に黙って静かに部屋に戻った。
なんか気まずかったし、寝て気持ちの整理したい。
部屋に戻った後、シャワーを浴びてベッドに寝転がったらすぐに寝たみたいで、よく分かんないアナウンスで起きた。
もう朝なのか……まだ寝てたい！
でもなんとかかんとかの景色とか言ってたし、気になるし見たいから着替えて、外へ出る事にした。
外に出ると大勢の人でいっぱいだった。
皆、景色見る為に起きたのか〜！
周りを見てみると桔梗ちゃんがいたから声をかけた。
「桔梗ちゃん、おはよう！」
櫛「お、Aちゃん！おはよう！」
その数分後に、隣に清隆が来た。
1人で気まずくなってるのもバカらしくなってきたし、寝たらなんかスッキリしたし、普通に挨拶した。
「清隆、おはよ」
櫛「おはよう、綾小路くん！」
清「あぁ、おはよう」
櫛「感動するな〜、2人もそう思わない？」
「え〜？う〜ん、まあまあ？」
櫛「そういえば堀北さんは？」
清「え？」
櫛「一緒じゃないの〜？」
清「さあ？旅行を満喫するタイプじゃなさそうだし、部屋にいるんじゃないか？」
櫛「そうかも(笑)」
「確かに！」
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サナ(プロフ) - 更新いつまでも待ってます！ (2021年7月10日 20時) (
レス) id: 32a875e075 (このIDを非表示/違反報告)
りん - しゅきしゅき (2021年7月1日 22時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 初めまして。とても、おもしろいです。更新頑張ってください。応援しています。 (2020年10月17日 4時) (レス) id: 19cc590829 (このIDを非表示/違反報告)
なうなう(プロフ) - はじめまして！！こちらの小説読ませていただきました！夢主ちゃんが好きです！！凄く面白いです！綾小路くんとの絡みだけじゃなくて、生徒会長や平田くんの絡みもあってとても嬉しいです！！続きが気になります！待っています！！ (2020年8月11日 4時) (レス) id: 48edea8d11 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 続き待っていますね (2020年8月4日 18時) (レス) id: 241677def9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむね | 作成日時：2017年11月15日 4時
