４３話 ページ46
私が、刀だった時、
私は自由だった。
つきちゃんに振るわれて、つきちゃんを守っている事が、
何より幸せだった。
死なないつきちゃんと、ずっと一緒に居る事が夢だった。
一緒に居たかった。
ある日、一緒に戦っていた仲間が死んで、
帰城する予定だったのに、検非違使に襲われて、
つきちゃんの背中に、刀が刺さり、
つきちゃんの手から私が離れた時、
私は無様にからんころんと転がって、
検非違使に拾われた。
椿「くそっ！！返せ！！返せ！！」
倒れていたつきちゃんを置いて、私だけをもって、帰る検非違使たちは、
どうにもいつもと違う感じがした。
椿「絶対に取り返す！！
待ってて紅月！！！」
その言葉を信じて待っていた。
その後、何故か、「暁A」と「紅月」の意識が重なり、
紅月の記憶は、暁Aのものとなり、
暁Aは付喪神となった。
悲しい過去を持った刀として。
そして、そのまま検非違使になり、
その日、希望は突然にして現れる。
何が正解だったかなんて、わからない。
もう何も求めていなかった。
それなのに、昔縋り付いていた希望に、
もう一度縋り付いた。
その日の記憶が、流れ出す。
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ゆうこりん。(プロフ) - 阿梨洒さん» うぉう！？本当ですか！？どこですかね！？ (2017年8月22日 17時) (
レス) id: 749403c5d3 (このIDを非表示/違反報告)
阿梨洒(プロフ) - 審神者の名前が刀剣の名前になってるけど…？ (2017年8月22日 13時) (レス) id: f7b3bf46d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこりん。(プロフ) - 紅桜さん» そんなに感動していただけたのなら光栄です。私も、過去編を書きながら、泣いてました。(何してんだよ)では、これから、鶴丸との話なので、鼻からケチャップが出てくるように頑張ります！ (2017年8月15日 19時) (レス) id: 749403c5d3 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - これ読み終わった後、視界がボンヤリして、目から塩水がボロボロこぼれ出てきました…。すごい感動しました！ (2017年8月15日 3時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこりん。(プロフ) - るこあ。さん» ご愛読頂きありがとうございます！(絶叫)そう言って頂けるととても嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年7月24日 23時) (レス) id: 3837e12811 (このIDを非表示/違反報告)
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