�� グリモワールを手にした13歳 ページ2
初めまして。私の名前はA。
今は紅魔館に住んでいる1人として働いております！
8年前、私が5歳だった頃能力が開花されず先代の巫女に追い出されてしまったところを紅魔館の主であるレミィが助けてくれたんです！
私の仕事はレミィの妹、フランちゃんのお世話係です！
フランちゃんは妖精メイドからの評判は悪かったものの、とっても優しくて私が新しい遊びを教えるといつも興味深々で元気なんだよね！
博麗の巫女であり私の姉である博麗霊夢がレミィの悪さを退治したあと、フランちゃんの外出許可が偶に出るようになって私も少しホットしてます^^
今日はフランちゃんに新しい本を読み聞かせする為にレミィの親友パチュリー通称パッチェさんに本を借りに来たんだ！
A「パッチェさーん！」
パチュリー「あら、Aじゃない。どうしたの？」
A「いやぁパッチェさんにお願いしたいことがあってね…」
パチュリー「言ってみなさい。内容によってはたとえAであろうと許さない時もあるわよ？」
A「実はフランちゃんに読み聞かせするはずの本をどれにしようか迷ってて…フランちゃんももう大人だしそろそろ子ども向けの絵本を卒業すべきだと思うんだ。」
パチュリー「そうね。見た目はまだまだ10歳程度だけどフランも私より年上だからね。____そうだわこの本なんてどうかしら？」
A「何この本…ブラッククローバー？」
パチュリー「そうよ。○ャンプに載ってる本。」
A「でもこれ漫画だろうしジ○ンプに載ってる作品が単体漫画本になってるわけ…はっ！」
パチュリー「そうよ。貴方に頼んでおいたジャ○プのコピーを綺麗に破って本に作り替えた奴よ。」
A「だからジャン○が発売された日にずっとコピーさせてたのか！」
パチュリー「やっと分かったわね…まぁ私じゃなくてこあが破ったから所々破った跡が残っているかもしれないけど。」
こあ「ちょっとパチュリー様？！」
彼女はこあ。今は記憶喪失で過去を思い出せなくなってしまったけど、パッチェさん専用のメイドだと思って構わないわ。
パチュリー「ごめんなさいこあ。貴方があまりに面白い反応をしてくれるもので。とりあえずA、中身見てくれるかしら？」
A「分かりました。」
私は確かにブラッククローバーと書かれた本を開いた。すると本から眩しい光が差し込む。
私は目を閉じる。光が止み、目を開けると目の前にはいつもパッチェさんが持っていた魔導書とは少し違う…
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作者名：yukkurihana | 作成日時：2017年12月21日 15時
