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唐突すぎる ページ9

「つ、疲れた〜〜」

「居眠りしないようにするの辛かったぁあ〜……」

「そういえばみんな、今日はよく居眠りしなかったね?」

普段寝てるの??それならテストの結果が絶望的なのも頷けるかも。

「だって〜!Aちゃん先輩にかっこ悪いところ見せたくないんだもん!」

『あ、私が要因なのね』

これにはつい反応してしまう。逆に自分の名前が出て脳内でも全く反応しない人いる?いねぇよな。 …この流れやってみたかった。

『ん〜、じゃあもうそろそろ戻ろうかな』

「えっ!もう戻っちゃうんですか!?」

今日一日僕たちと授業受けましょうよ〜!と言われる。
確かに一年は組の良い子達と一日中授業を受けていたい気持ちは分かる。実質そう思ってる。
でも一旦は戻らないといけない気がした。

『ごめんね。また来るよ』

手を振ると、みんなはさようなら〜!と元気よく返してくれる。
にしても、授業楽しかったな。飽きることも無かった。

「お、おったおった!A、探しとったぞ」

『学園長先生』

何だか先生に呼び止められること多くね?
普通に怖いんだわ。

「今日の昼食の時間の後、お主に全校生徒の前でスピーチをしてもらう!
だから話すことを固めておいてほしいのじゃ」

『はい!?そんな突然!!』

「お主のことについて知ってもらう絶好のチャンスじゃ!頼むぞい」

『あ、ちょっと…!』

こう告げるだけ告げてどこかに行ってしまった。
学園長先生、こういうところあるからな。性格自体は知っていたので不快に思うことはない。
でもあがり症にとって大勢の人の前でスピーチとか無理案件なんですよ。

『なんて話そうかなぁ…そのときに考えたことでいいや』


そこからあっという間に時間は過ぎお昼休みとなった。
食堂で昼食を取りに行くか?いやそれ以前にどこだ、食堂。
そこら辺をうろうろしたりキョロキョロしながら彷徨っていると、誰かに肩に手を置かれた。

「あれ、天女様?」

『うびゃ…!?』

バッと後ろを振り返るといたのは5年生の尾浜勘右衛門がいた。
上級生だ…やべぇ怖。一体何の用なんだ…

「そんなに怯えなくても〜 天女様、なんだか困っていた様子でしたので」

『えっと…、食堂の場所が分からなくて』

「なんだ、そんなことですか!俺が案内しますよ」

ただ善意で声をかけてくれただけだったようだ。
でもこれ夢小説とかだといいフリをして…みたいなのあるじゃん。私は警戒心が強いほうだと思うからつい身構えてしまう。

勘右衛門と昼食→←授業体験



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あまね(プロフ) - あっ、すき (10月22日 19時) (レス) @page20 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 前の天女がどんな奴か気になりました(お話にあまり登場してないからですね〜)更新ファイト (2023年2月10日 1時) (レス) @page3 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - 加恋さん» コメントありがとうございます!マジでほんわかな天女ネタが少なかったので作っちゃいました笑 もしお気に召してもらったら嬉しいです〜! (2022年12月2日 19時) (レス) @page18 id: 5e483aeaf9 (このIDを非表示/違反報告)
加恋 - 天女ものでこんな平和な話が読めるとは…! (2022年12月1日 13時) (レス) @page18 id: ec7d7f69d7 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - あいさん» この作品では性悪な少女が落ちてこなかった世界で二人とも優しいので正直信頼度はクソ高ですね(?)お団子私も食べてみたいですね… (2022年8月20日 20時) (レス) @page16 id: 5e483aeaf9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星空 | 作成日時:2022年7月4日 14時

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