十二話 ページ15
恋愛感情として慕っている。
孫兵くんに真面目な目で真っ直ぐと見られる。
嘘でしょ…！？私、そんなこの子達に好かれるようなことなんてした？それか、無意識のうちにたぶらしてた？そんなことしてたら私って相当のクズになっちゃうよ…
「あなたからしたら僕たちは完全に子供として見てるかもしれませんが、年齢も数えてみればそんなに変わらないんですよ。3歳差、ですかね だから」
舐めてたら一瞬で落としてみせますよ。
そう言われて、少しだけ時が止まったような気がする。厳密に言うと私の思考がフリーズしただけなんだけど。
『えっと、その』
「ま、孫兵…！？」
「ふふん。甘えてるだけの藤内と違って僕はここまで言えるから」
「おい煽るなよ！俺だってそのぐらい本気出せば…！」
『待って二人とも落ち着いて』
二人がさっきみたいにバチバチし始めたのでとりあえず終了させた。
まだ不満げな顔をしていたけどだめだよ。Aお姉さんストップかけるからね。
ところでこの二人ってそんなに犬猿の仲だという話は聞いたことなかったんだけど、そこはなにかあるのかな……
「とりあえず。Aさんは僕たちのことを舐めないでくださいね」
「Aさんを怖がらせるなよ〜！」
「だって藤内もAさんのこと狙ってるだろ。他のアイツらだって」
「それは言わないっていうお約束だって！」
…今のは聞かなかったことにしておこう。いや、思いを踏みにじるわけでそう思ったわけではないのだが、この子達が私のことが好きという逆ハーレムもいいところの状況に私が置かれてると思うと妙に意識しちゃって落ち着かないのだ。
ちなみに、今まで私は彼氏ができたことがない。つまり恋愛経験皆無なのだ。そんな女が突然こんな状況に置かれたら逆に意識しないほうが難しい。なんだか口説いてもくるし。私もなかなかに単純なのだ。
『私宿題とかしなきゃいけないから部屋に戻っていい？』
「僕教えますよ！」
「年齢も時代も違うんだから学ぶことすら違うと思うけど。ちなみにAさんはどんな勉強を？」
『二次方程式とか三平方の定理ってやつなんだけど』
「えっなんですかそれ」
そんなの先輩からも聞いたことないですよ〜！という藤内くん。だろうね、そんな前からこの勉強してたら逆にすごいよ。
『そういえば、他の四人は？』
「数馬は向こうで医学の勉強で他の三人は外に行きましたよ」
『数馬くん偉いな…
ん、えっ大丈夫？迷子になったりしたら探すの大変だよ』
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星空(プロフ) - Kira_Leisさん» 返信遅れて申し訳ありません！！わあああ嬉しいですありがとうございます！！😭😭3年生いいですよね…！！✨ (1月2日 11時) (
レス) id: 1b249669ed (このIDを非表示/違反報告)
Kira_Leis(プロフ) - コメント失礼します！3年生箱推しなのでまじで尊すぎです...! (10月30日 10時) (レス) id: d36c2eac99 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - 有栖川鳴花さん» コメントありがとうございます〜✨そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます🥰 (10月29日 8時) (レス) id: 1b249669ed (このIDを非表示/違反報告)
有栖川鳴花(プロフ) - 初コメ失礼します！推しがいっぱい尊すぎますありがとうございます (10月28日 22時) (レス) @page15 id: 4bfc268a17 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - 杏。さん» コメントありがとうございます！えっ待っててくださったんですか😭有り難すぎる😭そう言ってもらえて本当に嬉しいです…！不定期ですが頑張ります✨ (2022年7月27日 12時) (レス) @page14 id: 5e483aeaf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空 | 作成日時：2021年1月3日 10時
