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にんげ〜ん まるま〜る、我ら〜の食い物〜
イルマと二人で顔面蒼白になりながら必死で口パクをしていた
暗雲立ち込める禍々しい日
今日は、私たちの入学式だった。
「サリバン様、今馬車をお持ちいたします」
「孫の入学記念！オペラ、写真とろ！！」
朝からてんやわんやだったが、学校というものに初めて通える私はわくわくしていた
一方のイルマはずっと何か言おうとしてたけど。
記念に１枚撮ってから、馬車で学校へ向かう
だんだん見えてくる校舎は、自分がバラム先生のところへ連れていかれたときに見た景色と全く違っていた。
禍々しい校舎が、まるで中にいる生徒を守っている…みたいな
「イルマ！入学式の場所に行こu…えッ」
だから、浮かれていたのだ。
到着してからも上ばかりを見て歩いていたため、
A、16にして迷子
辺りには一年生らしき悪魔はおらず、戸惑うことしかできなかった
「あれ、一年生？なんでここにいるの？」
ふと声がした方に目をむけると、
そこにはふわふわの髪を下の方でツインテールにしたかわいい先生がいた
救世主
「あ、えっと、道に迷ってしまいまして…。」
「やっぱり、一緒に行こうか！名前は？」
「Aです。」
ツムルと名乗る先生は、行く間に沢山お話をしてくれた。
精神医学の教師であること
あくどる(？)が好きなこと
男の人だということ
「え？！ツムル先生って男性だったんですか？！」
「え、そんなに女性にみえるの？なんか心外なんだけど」
「とてもかわいらしいので…」
男にかわいいはダメ〜、と言いながら私のほっぺたをムニムニする先生はやっぱり男性にはみえない
「じゃあ、ここまっすぐだから。もう迷うなよ」
「ありがとうございました！」
数分歩いたところでツムル先生と別れ、青いアホ毛がみえるイルマのもとへ向かう
「お姉ちゃん！どこに行ってたの？！」
「いえ、少し迷子に…。」
そして式が始まり、冒頭に至る。
そこで終わらないのが悪魔学校の入学式だった
おじいさま…いや理事長が、
朝に撮影した私たちの写真をばらまいたり、
唐突に主席に代わってイルマが生徒代表のあいさつをしたり、
二人して憔悴していた。
「イルマ、といったか」
そりゃあ、ハチャメチャだったから無理もないよね。
主席の悪魔「アスモデウス」に連れていかれた
のはイルマだけではなかった。
「私も引きずられているんですれども、、、」
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ゆきず(プロフ) - 保存料さん» ありがとうございます！モチベになるので感想コメントとても嬉しいです。亀更新ですがこれからもよろしくお願いします(*'')♡ (9月2日 8時) (
レス) id: f12aa8a183 (このIDを非表示/違反報告)
保存料(プロフ) - 戦後まもない日本から転生という設定が面白かったです！これからどうなるんだろう…続き待ってます🥲❤️ (9月1日 0時) (レス) @page3 id: cbc051c5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきず | 作成日時：2023年8月30日 23時
