キュン ページ34
・
クララ｢その…ごめんね、クリリン｣
『？どうしてですか？』
クララ｢その…｣
ウァラクさんは言いにくそうに口ごもる。
クララ｢クリリンの怪我、私のこと庇ったからでしょ？だから…｣
『全然大丈夫です。むしろ、僕がやりたくてやったことですし、結果何事もなかったので、、、』
ウァラクさんの顔を除き、ニコリと笑う。
彼女はぱぁぁぁ！と笑うと、僕の包帯の巻いた腕とは逆の手を掴み、ぶんぶん！と振った後、走り出した。
猛スピードで。
良かったぁぁぁ！！！と叫びながら。
ちなみに、速すぎて僕の体は宙に浮きました。
in 食堂
入間｢わぁ、色んなメニューがある！｣
クララ｢私、デロデロランチ！｣
魔界の食べ物って、見た目はアレだけど美味しいんだよなぁ…謎にね。
入間｢ん？これは？｣
メニューの横に書かれた何かのマーク。
アスモデウス｢ランク門ですね。バビルスの成績=ランク。ランクによって、注文出来る料理が違うのですよ｣
入間｢へ〜｣
アスモデウス｢我々は、ランク発表前なのでそちらのものしか注文出来ません｣
入間｢狭くて小さい！｣
格差社会ｯｯｯ!!!
アスモデウス｢ちなみに、学食は無料で嗜好品は売店で有料です｣
入間｢へ〜、よく分からないからお任せしていいかな？｣
アスモデウス｢はい！では、適当に見繕って持って行きますね！苦手なものがあったらシェアしましょう！｣
入間｢あ、ありがとう！｣
『あ、お手伝いします』
入間くんとウァラクさんには席をお願いして、こっちは料理を乗せていく。
『…………』
アスモデウス｢…………｣
いや、気まずｯｯｯ
そういや、あんまりアスモデウスさんと話したことないかも…
入間くん経由で知り合ったし…
一方的に嫌われている気がするけど…
でも、なんだかんだ助けてくれたり優しいんだよなぁ。
昨日も…
昨日……
昨日の出来事がフラッシュバックする。
そういや、あの時のアスモデウスさんかっこよかったなぁ。
ん？
え？
いや、うん、今のは間違えた。
全然思ってな…思ってない！
思ってないから！
思ってない((
思っt
アスモデウス｢ジャンヌ、前ぶつかるぞ｣
『へ？』
間に合わn…
手を引かれる。
『あ……』
目が合う。
綺麗な目だな…
僕の思春期がキュンを訴えてきた。
・
『全ての食材に感謝していただきます！』 ｱｽﾓﾃﾞｳｽ｢よく食べるんだな｣ 『はへはえううひいはへはいほほっはいはいへふあは《食べらるうちに食べないと勿体ないですから》』 ｱｽﾓﾃﾞｳｽ｢飲み込んでから喋らんか｣→←『あ、やばい、アスモデウスさんにお礼言い忘れた…ｽｩ……(今更恥ずかしくて言えない…ｯｯｯ！)』
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宵空(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます✨️ (2023年2月7日 17時) (
レス) id: d726092617 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 宵空さん» わかりました。更新は自分のペースでいいですよ (2023年2月7日 17時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
宵空(プロフ) - ユノンさん» 今のところはアスモデウス君の予定で書いてます✨️ (2023年2月7日 17時) (レス) id: d726092617 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 宵空さん» オチはありますか？ (2023年2月7日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
宵空(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます✨励みになります(*ˊᵕˋ*) (2023年2月7日 2時) (レス) @page13 id: d726092617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵闇 | 作成日時：2023年2月3日 2時
