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A「あははっ」


そんな中私の電話が鳴る



A「無花果ねぇさん…(ボソ)」




乱数「Aー?どうかした?」



咄嗟に電話を切る


A「ううん!何でもないよ!」




幻太郎「貴方は嘘が下手ですねぇ…帝統と乱数は騙せても私は騙せませんよ…」




A「…」




乱数「えぇー嘘だったの!何で嘘ついたのさ!」




帝統「そうだぜ!A!お前が嘘つくなんて珍しいじゃねぇか!」




A「…後でお兄ちゃんだけに教えるね」




乱数「分かった…」




乱数「ふふっ、なんかあったら頼るんだよ!」





A「う、うん!」



A「(無花果ねぇさん…ごめんなさい、私はもぅ中央区に戻るつもりはない)」



A「(オルタナティブラップバトル
で万が一、無花果ねぇさんに会ったら
どうしよう)」




帝統「…?おいっ、どうしたんだよ!顔色わりぃぞ!腹でも壊したか?」




幻太郎「帝統じゃないですからそれはないと思いますよ」




帝統「あぁ?それはどういう意味だよ!」





乱数「…」





幻太郎「乱数?」





乱数「ん?どうしたの?」





幻太郎「いえ、それはこっちのセリフですが…」






乱数「んーん!何でもない!」




乱数はこれ以上探るなとてでも言うような
顔をする




幻太郎「そ、そうですか…」





店員「お飲みものです!」





A「ありがとうございます」




乱数「ありがとね!」




幻太郎「ありがとうございます」




帝統「ありがとな!」




飲み物を飲み終えて私達はカフェから出る





----------



A「私、ちょっと寄りたいとこあるから」




乱数「ついてくよー!」




A「お兄ちゃんは先に帰ってて!」




乱数「えぇー、けちっ!」




幻太郎「それでは乱数、行きましょうか…」





幻太郎「あと、Aさんは知らない人について行かないように」





A「はーい…」





私が向かった先は新宿と池袋だ





A「時間はまだある…」





現在の時間は13:00だ




急いで新宿行きの電車に乗る





A「…」




A「(凄く疲れてそうな人だな…)」




観音坂「…」




赤い髪で目のクマが凄く
やつれた人が目の前で立っている





観音坂「…」





その人と同じ所で電車を降りる





その時、何かが落ちた






A「名刺…?観音坂…」





観音坂「…」




目の前の人は気づかずに行ってしまう




A「待って!」

8→←6



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作者名:yukiusa | 作成日時:2022年3月15日 15時

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