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Aside
ふいに立ち上がった里見は真壁の胸倉を掴む。
真壁は抵抗することなく、じっと里見を見つめている。
里見｢何で俺がこいつより弱いんだよ！可笑しいだろ………！
何でだよ
こんな奴に負けっかよ、こんな奴に………
なんだよ！その目はなんなんだよ！？｣
真壁は何も言わなかった。
ただ、里見を黙って見ている。
そんな中、
茅野｢真壁君は弱くなんかないよ｣
茅野さんが声を上げた。
茅野さんは言う。
茅野｢澪奈が言ってた。
私が真壁君の選手生命を奪った。
でも、だからこそ！
彼の分まで頑張って、一分一秒でも速くゴールするんだって
それが私に出来ることだって
澪奈がそう思えたのはきっと、真壁君が悲しみや苦しみを乗り越えた姿を見たからだと思う。｣
景山さんは、自分に才能があった分、周りが傷ついている現実に気づいていたのだろう。
才能は、怖い。
何故なら、他人が自分の才能しか見てくれなくなるからだ。
それでも景山さんは現実から目をそらさずに歩んでいた。
景山さんも、強いよ
それを聞いた里見の目は、憎しみの色がきえていた
里見｢なんだよ………
………知ってたよ
こいつが、真壁が俺より強いって
取り返しの付かないことをしたって！
そんなん知ってたよ！
………なぁ、殴ってくれよ
殴れよっ…………！｣
殴れ、殴れと
そう懇願する里見に真壁は優しく言った。
真壁｢景山はきっと、そんなこと望んじゃいないよ
この悲しみを、力に変えてくれ、里見！
景山の分まで………！｣
里見の頬に涙が蔦って、床に落ちていった。
之を見た先生は、教卓に戻り、再度携帯に語りかけた。
先生｢刑事さん、今僕が語ったことは、あくまで理想論です。
でも
現実はそんなに甘くない｣
そういって
真っ黒な拳銃が私たちを捉えた。
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雪椿 - 桜花さん» こちらこそコメント有難うございます！更新頑張りますので、之からも楽しみに待っていただけると嬉しいです。 (2021年3月5日 21時) (
レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヽ(*´＾｀)ﾉ更新楽しみにしています (2021年3月5日 17時) (レス) id: 387b35d945 (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - う、うれじいでずぅぅぅう！( :д:) (2021年3月2日 23時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
雪椿 - くーと。さん» 待たせてしまって申し訳ありません……。テスト週間でした……（´・ω・｀）これから更新できる日が増えると思いますのでよろしくお願いします！ (2021年2月27日 22時) (レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - やっときたぁぁぁあ！！ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
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