#11 ページ13
もれなくリドルに全員で首をはねられた。
まぁその後すぐ鐘が鳴ったのでそのまま授業を受けましたけども。先生達に変なものを見るような目で見られたけど仕方ない。てかそんな目で見るくらいなら助けてくれ。
昼休みが憂鬱でならない。
そしてこんな時に限って何故か授業は早く終わるというものがお約束……もちろん昼休みはやってきましたよ。
「聞いたわよA、男と寝たんですってね。あんな野蛮な狼共と寝るなんてどうかしてるわ！除菌よ除菌！！」
「タルトいくらでも作ってやるからいっそうちの寮に転寮しないか？あんな汚い菌まみれなところだと落ち着かないだろ？」
『みんなしてユウくんを菌扱いしないで貰えます？？俺怒るよ？？』
「Aちゃん、ピースピース！Aちゃんがいるとマジカメの反応いいんだよね〜！あ、オレはもう怒ってるよ♪」
ニコニコしながら手首をものすごい力で握るのやめて欲しい。泣くぞ、ヒロイン泣くぞ。ヒロイン泣かせたら社会的立場が危うくなるぞ。
タルトで吊ろうとしてる人や除菌とか言ってるトップモデル、そして俺にもたれかかって寝てるどこかの王子から逃れようと階段を見てみた。
イデアさんがいた。
え待ってなんでそこにいるのイデアさん。いや確かにね？今俺の周り陽キャいっぱいだけどね？でも今のイデアさん寮にいるゴーストみたいだよ。
もう諦めるしかないのか、そう思って教室の方を見れば2年ｽﾞが荒ぶっていた。
俺の影響力はハリウッドスター並なのかな。
『ヒロインはユウくんの方──』
「トレビアーン！こんな所にいたんだね、毒の君！そして姫の君！」
『そろそろこの人にブチギレそう。リピートアフターミー、平凡の君』
「ブチギレる姫の君も美しいさ！」
「うちの寮に来ればブチギレることも無いぞ？」
『嫌だもう！！！レオナさん起きてよ！！俺のモーニングコールだよ！！こんなの滅多にないよ！！実質一緒に寝てた的な！！ほら起きてください！！』
「…はよ」
「とりあえずコイツ1発殴っていいかしら。あ、問題ないわ、顔は傷つけないから。腹にお見舞するだけよ」
問題大ありだよ。やめたげなよ。てかヴィルさん美しさ至上主義でしょ？美しくないことはしないでくれませんかね………あ、遅かった。
…………しーらね、あとは2人でやってください。
ふと階段を見ればイデアさんがいた。
………………………え、地縛霊かなんか？？？？？
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チョコ狐 - うわっ、これが神作者さんかっ...！続きを楽しみにしてます。 (2021年1月12日 1時) (
レス) id: fa7ecfc75a (このIDを非表示/違反報告)
のの - 続きを楽しみにしています。 (2020年6月27日 10時) (レス) id: d0c4cb6745 (このIDを非表示/違反報告)
れいん。@?????? ? ?(プロフ) - っぐ……おもしろい……！！！！好きです！！！（唐突な告白）尊いです！！！！！！応援してますね！！！ (2020年6月18日 19時) (レス) id: 444283ccfe (このIDを非表示/違反報告)
65456 - 続き楽しみにしています (2020年6月7日 16時) (レス) id: 4a20aa403e (このIDを非表示/違反報告)
65456 - 続き楽しみにしています (2020年6月7日 16時) (レス) id: 4a20aa403e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪翔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel
作成日時：2020年5月7日 11時
