第６話 蠢く黒い影 ページ7
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――とある大きな屋敷。
暗い部屋に２人の男の影。
？「雪ヶ崎家からの返答が届いた」
？「答えは何だって？」
大きな机を前に堂々と椅子に座る男性。
大きな机の向かい側にはソファ。
そのソファに、手をかけ、大きく座り込んだもう１人の男。
？「婚約の話は、断るそうだ」
？「だと思っていたさ。
会ったこともないんだから」
ソファに座る男は、余裕そうに笑う。
そしてその表情のまま、椅子に座る男性に聞いてみた。
？「雪ヶ崎は乗っ取るんだろう？“父さん”」
？「ああ。
だが、あくまで平和的に解決しようと思っているからな」
それを聞くとソファに座っていた男は立ち上がった。
スラッとした背丈。
通常の青年よりは高い方だろう。
？「なら、娘の方はオレのやり方でやらせてもらうけど……いい？」
？「……いいだろう」
承諾を得ると、男は部屋を出て行こうと手をドアにかけた。
最後に振り返り、“父さん”と呼んだ男に言う。
？「少し、人を借りていきますね」
急にわざとらしく敬語になる。
“父さん”からの返答も聞かずに男は部屋を去って行った。
１人になった部屋で、ニヤリと口角の上がる男。
そして大きな机の上の写真立てに入っている写真を眺めた。
そこにいる３人の人影を。
―――この時、既に……
A達を狙う黒い影は動き始めていた―――。
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雲雀「何してるの？」
ネットの画面を食い入るように見るAの後姿に話しかけた雲雀。
Aは画面を見たまま、答える。
A「調べものー」
ノート型であるから、背後から画面を覗くのは容易だった。
雲雀「裏社会ってのもネットで調べられるんだ」
画面にはマフィアや殺し屋のリスト。
ざっと見ただけでも凄い数だ。
A「どうかなー。
ここにあるのは、ほとんど素人だろーし」
雲雀「素人？」
雲雀は台所へ向かいながら、聞く。
A「ネット上に名前と顔写真を上げるなんて、自分を狙ってくれって言ってるようなもん」
雲雀はコーヒーの入ったマグカップを２つ手に取る。
そしてAの向かい側に座り、カップを１つAの前に置いた。
A「まぁ、売れてない奴らはこういうとこで宣伝するんだろーけど」
雲雀「ふーん……」
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ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
