第４８話 黒の集団 ページ49
？「つーか、何？
姫ってば、可愛い格好してんじゃん」
A「ひ、姫？」
？「しかし何故素足なのだ？」
A「え、えっと……」
何から説明すればいいのか、分からなかった。
というか、この人達の言葉が止まらない。
？「ってか、お前ってこんな女らしかったかぁ？」
？「隊長。
そんなこと言ったら、Aに殺されるぜ」
？「でも確かにねぇ。
別人じゃないかしら？
Aちゃんは日本に在住してるんだし」
A「あ、あの！」
とりあえず、記憶のない私には何も分からない。
Aは立ち上がり、その集団の人達と目を合わせた。
A「すみません。
私は確かに白神 Aです」
？「私！？」
？「敬語！？」
？「謝った！？」
A「えっとワケあって今、記憶喪失なんです。
だから……その……皆さんのことも覚えてなくて……」
唖然とする集団。
そんな中ニッコリと微笑み、Aに近づいたのはサングラスの男。
？「ならまず、私達の名前を教えときましょうか。
私はルッスーリア」
そう言ったのはサングラスをつけた……男？
ルッス「あのロン毛隊長がスクアーロで、前髪の長いのがベルフェゴール。
怖いおっさんがレヴィで、小さいのがマーモン。
あと……一見チャラそうに見えるのが、雪ヶ崎 カインよ」
カイン「一応、お前の親戚だ」
A「そ、そうなんですか……」
とりあえず、名前は覚えた。
Aの記憶にはないが、ここにいるのは暗殺部隊ヴァリアー。
ルッス「私達は仕事で中国に来てたんだけど……。
Aちゃんはどうして中国に？」
ルッスーリアの言葉で思い出した。
自分が今、逃げていたことに。
A「そ、そうだ！
私、今逃げてる最中で……」
スク「逃げてる？
何からだァ？」
A「私、自分で言うのもアレなんですが、誘拐されてて……」
全「誘拐！？」
カイン「そういや、沙百合さんがAのとこに婚約話がいったとか言ってたな。
しかもその相手が中国人だとかって……」
全「婚約ぅ！？」
２度、全員の声が揃った。
ベル「しししっ。
姫と婚約とか、マジでふざけてんじゃん」
ベルは両手に数本のナイフを持つ。
スク「仕事は終わったんだがなァ……」
呆れるように溜息をつく。
ルッス「あら！
スクはこんな小さくて軟弱そうな女の子を見殺しにするの？」
ベル「うわっ、隊長サイテー」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「リボーン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
