第３８話 仲間の集合 ページ39
雲雀「待ちなよ。
もし、あいつがAの婚約者だとしたら年齢が違う」
風「そこのところは私もよく分かりませんが……」
全員が黙り、静かになったしまう。
そんな中、その空気を裂いたのは意外にもツナだった。
ツナ「あの……Aのお母さんに訊ねるのがいいんじゃ……」
ツナの発言に全員が目を丸くした。
そして、皆下を向く。
ハァ……という重いため息。
ツナ「え？え……？」
リボーン「雲雀、母親の連絡先は？」
雲雀「知ってるよ。
僕の携帯にも入ってる」
風「じゃあ、早速かけましょうか」
どうやら、誰もそのことは頭になかったようで。
.
雲雀「うん。……分かった。
ありがとう」
雲雀の片手には携帯端末。
窓から赤く染まった空を見上げ、寂しそうに頷きながら相槌を打つ。
相手はAの母、沙百合。
沙百合「私も……私の家からも人を向かわせたいのだけれど……」
雲雀「そんなの、いらないよ。
僕が必ず連れ戻すからね」
沙百合「……ありがとう、雲雀君。
Aのこと……よろしくね」
雲雀「はい……」
静かな返事をすると、電話を切った。
そして部屋に視線を移す。
雲雀はその部屋の光景を見て、苛立ちが込み上げた。
雲雀「何で……増えてるの」
あの短時間の間で、ツナの部屋に４人もの人数が増えていた。
山本「Aが連れ去られたって小僧から聞いてな」
獄寺「アイツも、ボンゴレのファミリーだ。
１０代目なら絶対に助けに行くだろーからな」
了平「極限に助け合いが大事なのだ！」
クローム「Aを……助けたいから……」
雲雀はちゃっかりと座っている４人を見て、ため息をついた。
雲雀「まぁ、いいよ。
それにあの南国果実はいないようだし……」
そう言った瞬間だった。
？「Aが誘拐されたって本当ですかァァ！？」
雲雀の背後にある窓から顔を覗かせ、雲雀の背後で怒鳴り散らした少年。
雲雀の額の血管は、今にも切れそうだった。
クローム「骸様……」
雲雀「……何で君が来るの」
骸「僕の愛しい人が連れ去られたとあれば一大事！
今すぐ敵を追いますよ」
骸はそう言うと雲雀に背を向け、空をキョロキョロと見渡した。
その背後から……重たいトンファーの一撃が。
骸の後頭部に当たった。
雲雀「誰が君の愛しい人だって？」
その目は、ある意味殺意に満ちていた。
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ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
