第３７話 ボスの元へ ページ38
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ツナ「あーもう、次も絶対赤点だよー！」
沢田家から聞こえる叫び声。
リボーン「そんなに嫌なら勉強すりゃいい話だろ。
そのためにオレがいる」
ツナ「とか言って！
いつも非常識的なことするじゃないか！」
ツナの部屋での会話。
その声は窓の外にも聞こえていた。
ガラガラ――、と窓が開く。
雲雀「ねぇ」
ツナ「もー！何なんだよ！
オレはテストで頭がいっぱいだってのに！！…………って雲雀さァァん！？」
窓から聞こえた声に反射的に怒りをぶつけてしまったツナ。
雲雀「ふぅん。そう……」
それが自分の寿命を削る行為だと、分からずに。
ツナの心に残ったのは後悔だけだった。
雲雀「この僕に反論する気？」
ツナ「いや、これは……！
っていうか何で雲雀さんがうちに！？」
風「そうですよ。
主旨がずれてます」
雲雀の背後から聞こえた優しい声。
リボーン「何かあったのか？」
雲雀のムカつき様は、ツナに対する怒りだけではないとリボーンは判断。
すると雲雀と風は、目つきを鋭くさせた。
雲雀「Aが誘拐された」
ツナ「ゆ、誘拐！？」
リボーン「どういうことだ？」
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？「計画は順調に進みましたねぇ」
明貴「フン。
この女が単純で助かったさ」
そう言って気絶したAを暗いヘリコプターの中で寝かせる。
明貴「……Aは手に入れた。
浩然(ハオラン)、今すぐ戻ると父さんに伝えろ」
浩然(ハオラン)と呼ばれた腰の低い老人。
浩然「はい……」
シワのよった手で受話器を取った。
そして明貴はヘリの中で立ち上がり、その場にいる者に伝える。
明貴「中国に帰るぞ」
明貴が命じると、そのヘリは真っ直ぐ小さな飛行場へと向かった。
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ツナ「え！？明貴君が！？」
雲雀と風は、先程あったことを全て話した。
リボーン「そこまで来ると……一般人ってのは考えにくいな」
風「恐らく、明貴という少年……。
Aの婚約者でしょう」
雲雀「！」
ツナ「え！な、何で！？」
風「一般人というのが考えにくいという店でマフィアと考える。
そして、Aを連れ去る理由を１番的確に持った人物……。
最近、Aの周りで起こった出来事と言えば例の婚約話」
リボーン「范 明貴が転校してきた時期から考えても辻褄が合うな」
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ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
