第３１話 屋上への招き ページ32
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雲雀「じゃあ、後でね」
A「はい」
翌日。
雲雀とAは２−Ａの教室の前で別れた。
というより、雲雀が教室まで送ってくれたのだ。
そして振り返り、賑やかな教室へ足を踏み入れる。
女子１「Aちゃん！？」
女子２「どうしたの！？それ！」
Aに気付いた女子が数名、Aを囲む。
ちなみにAは記憶を失ってからは女子用の制服を着用するようになっていた。
女子達はきっとAの頭に巻かれた包帯を指摘したのだろう。
A「ちょっと昨日、高校生に絡まれちゃって」
女子１「嘘っー！大丈夫？」
女子２「今のAちゃんじゃ、そんなんに太刀打ちできないもんねー？」
いつものAなら、というような言葉が以前のAがどれだけ男らしかったかを伝える。
Aは席に座りながら、続けた。
A「けれど、恭弥君が助けてくれたの」
ツナ「雲雀さんなら敵なしだもんね……」
山本「Aのこととなったら、すっ飛んでいくだろーし」
隣で苦笑いをするツナと、豪快に笑顔を見せる山本。
獄寺はつまらなそうにAを睨んでいた。
けれど、ここは普通の日常だ。
実に微笑ましく感じる。
明貴「おはよう。
大丈夫？白神さん」
ふと、声をかけられた。
そこには明貴の姿。
怪我のことに対し、“大丈夫？”と声をかけたのだろう。
Aは、昨日決心したことを思い出していた。
A「うん。平気だよ。
あの……明貴君……」
Aは言葉を曖昧にしながら、明貴に近づく。
そして耳元で囁いた。
A「放課後、屋上に来てくれますか？」
それを聞いた後の明貴の表情は妙に爽やかだった。
明貴「分かった」
そんなところが、明貴の良いところなのかもしれない。
Aは寂しそうに笑い、自分の席に戻った。
そして大きく深呼吸をする。
覚悟を決めた。
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クローム「じゃあ、今日言うの……？」
A「うん。
待たせすぎるのも悪いし……。
それにもう答えなんて決まってるから」
昼休み。
Aは、教室で女子３人と喋っていた。
ただ、その会話は静かに行われている。
花「ガツンと言ってきなよー？
曖昧なこと言ってると、つけこまれるからねー」
京子「そんなことはないと思うけど……。
放課後ってことは、雲雀さんはどうするの？」
A「正門で待ってて、ってメールを送るつもりだよ」
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ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
