第３話 １本の電話 ページ4
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勢い良く玄関の戸を開けた。
そして大声で叫ぶ。
A「ただいまっ！」
叫びながら、リビングへ向かう。
そして顔を覗かせた。
そこには雲雀の姿が。
制服で椅子に座り、何かの書類を見ている。
大方、風紀委員のものだろう。
雲雀「おかえり」
A「で！？用は何！？」
Aが聞くと、思い出したように相槌を入れる。
そして書類に目を目を向けてしまった。
雲雀「君に電話」
A「ワァッツ？」
雲雀「だから電話」
脳の働きがフリーズする。
理解し、脳が処理を終えると、怒りが込み上げた。
A「それだけかァ！？
こっちは約束すっぽかしてきてんだよ！」
指を差し、怒鳴る。
そんなことを気にもしていないような態度に、また怒りが。
行き場のない怒りなど、発散する方法もない。
A「君ってさァ！
そんくらいで咬み殺す人だっけ！？」
とりあえず、先程の文章に文句を言う。
雲雀「だって君の親からだったんだから仕方ないでしょ」
A「あァ？………って母さん？」
その言葉で熱が冷めたかのように、落ち着くA。
目を見開き、首を傾げた。
雲雀は変わらず、書類から目を離さない。
雲雀「すぐにかけ直すって言ってあるから。
早くしなよ」
A「つーか、それなら最初っからそう言えばいいじゃん……」
ブツブツと独り言を言いながら、電話の前に立つ。
A「あー、なんか調子乗ってた俺が恥ずかしー……。
でも、アイツらにはウケてたなー」
先ほどの台詞を思い返し、自分自身で呆れる。
A「……また、あのキャラやろうかな」
雲雀「どうでもいいけど、早くかけなよ」
A「……はーい」
電話の前で考え込んでいたA。
煩く感じたのか、やっと雲雀がツッコんだ。
面倒と思いながらも、ボタンを押し、受話器を取る。
トゥルルル……という音を発しながら、誰かが出るのを待つ。
？「はい？」
A「もしもしー？Aだけどー」
声で母さんだと、分かり、自分の名を言った。
母、沙百合は、相手がAだと分かると、珍しく声を荒げた。
沙百合「A！？」
A「ど、どうしたの……？」
その様子は普通じゃなかった。
沙百合「大事な話があるのよ……」
それでも一瞬で、母さんは落ち着きを取り戻した。
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ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
