第２６話 恋の相談 ページ27
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Aはあることを決心した。
グッと拳を握り、３人に話しかける。
A「あの………！
京子ちゃん、花ちゃん、クロームちゃん！」
翌日の教室。
悩みに悩んだ末、相談する、という選択肢が生まれたのだ。
京子「なあに？」
これをきっと、恋バナというのだろう。
ならば、相談という選択肢はある。
A「相談があるんだ……」
緊張しているように頬を赤らめるA。
３人は顔を見合わせると首を傾げた。
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花「告白されたァ？」
京子「ちょっと花、声大きいって」
人気がほとんどない廊下の隅。
花は壁に寄りかかって呆れたように声を荒げた。
クローム「最近多いね。
この前の婚約の話が来て……」
A「婚約？」
記憶を失ったAは婚約の話すら、覚えてはいない。
その事に気付くとクロームは首を横に振った。
クローム「あ、うん。
前の話で。
もう、解決したことらしいから……」
そう言って、話は本題に戻る。
A「断ろうとは思うんだ。
私には……恭弥君がいるし……」
京子「雲雀さんには言ったの？」
京子が聞くと、Aは悲し気に首を横に振った。
A「言おうとも思ったんだけど、言えなくて……。
それに、告白してきた人にも悪いかなって」
京子「そう……だよね」
花「しっかしまぁ、いるんだねぇ。
アンタと風紀委員長ってこの学校じゃ結構有名なカップルよ？
そこに割り込もうなんて……」
花は腕を組み、窓の外を眺めながら呟いた。
クローム「もしかしたら、記憶のないAなら平気と思ったのかも」
京子「なるほど……。
可能性としては十分ありえるね」
A「それか、“知らなかった”……」
京子「え？」
A「ううん。
何でもない……」
３人には告白してきたのが誰かは伝えていない。
ただ明貴は転校してきたばかりと聞いた。
それなら、Aと雲雀の交際を知らなくても無理はない。
花「ソイツにちゃーんと伝えてきな。
“私には将来を約束した愛しい恭弥君がいるんですぅー”ってさ」
A「そ、そこまでは言わないけど……」
花の冗談を苦笑いで流す。
A「そうだよね。
ちゃんと、伝えた方が……いいよね」
Aは優しく微笑み、決意した。
クローム「この事、雲雀君には秘密にしておくね」
A「うん、ありがとう」
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ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
