第２４話 本来の姿 ページ25
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A「はぁ……」
脱力した状態で、布団の上に寝転がった。
時刻は午後１１時過ぎ。
寝ようと思っても眠れない。
ため息が出てしまうのだ。
風「どうかしましたか？」
聞こえた優しい声に耳を傾け、Aは上半身を起こした。
A「風さん……」
小さなその人は、向かい合わせになるように布団の上に座る。
そして、優しそうな表情で微笑んだ。
風「この生活には慣れませんか？」
A「いえ、そういうわけじゃないんです」
苦笑しながら、困ったように答える。
会話が途切れてしまったので、Aはある話を話題として出した。
A「風さんと恭弥君って……何か似てますよね。
性格とかじゃなくて……雰囲気が」
先ほどの微笑んだ表情もそうだ。
雲雀が笑うことなど、全くと言っていいほどないが似ているのだ。
それを聞いた風は再びクスクスと笑い出す。
風「あなたに私の本来の姿を見せてあげたいです」
A「本来の……姿？」
風「ええ。
自分で言うのもなんですが、瓜二つなんです。私達」
そう言われ、雲雀と同じ顔、同じ背格好をした少年を思い浮かべた。
何だか不思議な感じ。
同じ顔が２つというのも……少し怖い。
風「そうだ……。
Aの携帯に入ってるんじゃないですか？」
A「え？私の……？」
Aは枕元に置いてあった端末を手に取る。
ロックを解除し、写真アイコンを押す。
写真の量はとてつもなく少なかった。
それでもある写真は雲雀との写真ばかり。
遊園地でバカみたにはしゃいでる自分の写真。
隣で呆れる雲雀。
そんなようなモノばかりだった。
A「あった……」
その中に雲雀が２人写っている写真を見つけた。
学ランを着た少年は雲雀だろう。
そして、隣にいる優しい表情で微笑んでいるのが……風だろうか？
(詳しくは「雪の守護者」と「雪のアルコバレーノ」part４の第１４４話を参照)
A「こ、これ風さん？」
風「はい」
確かに面影はある。
雲雀の優しい＆爽やかバージョンみたいだ。
A「本当にそっくりですね……」
風「でしょう？」
その写真を唖然とした顔で見ていると、部屋の戸が開いた。
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ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
