第１６話 発見 ページ17
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目が覚めて見えたのは天井だった。
後頭部がズキズキと痛む。
そして何やら騒がしい。
？「おっ、目ぇ覚めたか」
そう言って覗き込んだのは髭の生えただらしない印象の男性。
無言で体を起こし、辺りを見渡した。
和風の部屋に少年が数人いた。
雲雀「もう君ら帰っていいよ」
雲雀はAが起きたのを確認するとツナ達、３人に告げる。
獄寺「なんだと？
せっかく１０代目が運んでくださったって言うのにィ……！」
ツナ「と、とりあえずAが無事で良かったよ」
山本「そーだな」
風「聞きましたよ。
歩道橋の下で倒れていたらしいですね。
まだ、痛みますか？」
小さな中国風の服を着た赤ん坊が問い詰めてきた。
A「……」
Aは一言も発しない。
リボーン「おい、シャマル。
頭の傷は大丈夫なんだろ？」
シャマル「そのはずだが……」
しかし、黙っていても何も始まらない。
そう思い、思っていることを直接聞いた。
A「あの……」
弱々しい声にその場にいる全員が耳を傾けた。
A「あなた方は……“私”の知人、なんですか？」
その言葉に全員が唖然となった。
冷たい沈黙が流れる。
雲雀は、顔をだんだんと真っ青にしていった。
.
―――……遡ること１時間ほど前。
山本「でさー、今度どっか出かけようぜー？」
ツナ「いいね。
皆も誘っていこうか」
獄寺「雲雀や骸あたりが来るかは分かんねーけどな」
Aと別れた後、３人は賑やかな会話をしながら歩いていた。
そしてそのまま、大通りへと出る。
人は少なかった。
車もあまり通っていない。
ただ、その場でツナは見つけた。
ツナ「ね、ねぇ……あれってもしかして……」
ツナが指をさしたのは、歩道橋の階段下。
獄寺と山本も階段下を覗き込む。
その時は大きな荷物が置いてあるのだと思った。
しかし、だんだんとその荷物が人に見えてきたのだ。
そしてその人影は、先ほど別れたAだったことに気付く。
それに気づくとすぐに３人は寄り添った。
山本「お、おい！大丈夫かよ！」
声をかけてみるも、意識はない。
ツナ「とりあえず、雲雀さん家に運ぼう」
獄寺「そうっすね」
その時は誰も焦ってはいなかった。
Aも生命力の強さも知っていたし、外見にも目立った怪我はなかったから……。
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ソード - ソードですが、私の事覚えていますか？あの･･･今さらなんですが、。あの小説また一緒に書いてほしいんです･･･お願いします。読者様も待ってると思うので。 (2017年4月9日 1時) (
レス) id: f4de2e5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - そろそろうざくなってきた (2015年12月20日 17時) (レス) id: 67d98e9ffd (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» 確かに。飽きたゾ★ (2015年4月17日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - このやり取り、そろそろ飽きたゾ★ (2015年4月9日 23時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - レナさん» そっちも真顔は止めてよぉ。微笑 (2015年4月9日 23時) (レス) id: 9eaa592448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ren | 作成日時：2015年2月22日 23時
