【銀魂】『悪役だからって勘違いしないでくださる？』【落ち未定】

42話「悪役令嬢でも驚く」 ページ42

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「さ。総悟君はどうする？」

Aの母親の問に俺は少し考えた。


俺がAの味方になった所で、アイツが受け入れると思うか？

ついさっきまで悪役扱いしていたのに簡単に許すわけねェだろ。


でも、俺はアイツの本性を見た。

普段どう思ってるのかを…

味方になって欲しいからじゃねェのか？


ああああああ。

分からねェ…


でも…


俺は病院から走り出した。


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うおおおお。

何やってくれてんだ。十分前の私！！

バカじゃないの？

人に本性を晒すなんて、バカなの！？


なんて、真顔で考えていると…


「オイ！！」


私を呼び止める声が聞こえた。

『？』

クルリと後ろを振り返ると

ゲッ…沖田だ…

『何か御用でも？』

私が聞くと彼は小さく口をひらいた

「…………でした…」

『え？』

「すいやせんでした！！」

私に勢いよく頭を下げる沖田。

「Aが本当に思ってることを知らないで、勝手に悪役にして、

目の前のことしか眼中になくて……」

その意外な行動に私も驚かざる負えなかった。

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