【銀魂】『悪役だからって勘違いしないでくださる？』【落ち未定】

38話「悪役令嬢はピンチ」 ページ38

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嫌味を込めた言葉。

とゆーか、嫌味を沖田にぶつけるが彼は気にしない。

私は彼について行った。


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屋上。

風が私のスカートを靡かせる。

「テメェ…本当にマヤを虐めてるんですかィ？」

沖田の目は私を犯人と決めつけている。

『そんな噂どこで？』

「マヤから聞きやした。」

ああ。またか。

いいね。

ヒロイン様は嘘をついても愛されるんですから。

それに比べて…

『あら？
この間、高杉さんにも言われましてね。
私、目がツリ目がちでして睨んでるように見えるらしいのよね。

その時に言ったのよ「私の目つきが悪かった」と…

その話はご存知で？』

悪役は本当の事を言っても、嘘をついても嫌われる。

酷い世の中よね。

「そんなの関係ありやせん。
マヤがアンタに睨まれて、いじめられてるって俺等に泣きながら言ってくるんでィ。」

『だから…』

私が呆れ気味に溜息を付きながら、もう1度説明をし直そうとする。


「誰がテメェの言ってることを信じるんでさァ！！

1年の頃からテメェは理事長の娘だからって、調子乗りやがって！！！！」


ギリッと唇を噛み締める沖田に胸ぐらをつかまれた。


うわー

Aちゃんピーンチ！

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