【銀魂】『悪役だからって勘違いしないでくださる？』【落ち未定】

33話「悪役令嬢の乾いた笑い声」 ページ33

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「さすが、Aッス！！
お弁当も美味しいッスね！」

『また子。褒めすぎ。
でも、ありがと。
それと、午後の部もあるから応援宜しく〜。』

私はふざけた感じにヘラヘラと笑う。

「そう言えば。Aちゃん。
生徒会長じゃなかったかしら？」

「確かに…僕の記憶が正しければ…」

「姉御。九ちゃん。
その言葉はAがいる時は禁句ネ。」

神楽が2人に耳打ちをする。

オイ。聞こえてるぞ。

『気にしなくていーよ。
私さ。会長クビになっちった。

お父様の会社がさ、雨宮グループに買われて、この学校の校長もお父様から雨宮(父)になって、

雨宮が校長に私の 無いこと、無いことを流して、

校長直々にクビって言われた。

はっはー…ウケる。』

私の口から零れた乾いた笑い声に場の空気が重くなる。

『んま、気にしてないよ。
悪役令嬢の令嬢が取れて、ただの悪役になっただけだから。』

「大丈夫なのか？A。
無理だけはするなよ？わっち等は何時でも相談に乗るからな。」

「ツッキーの言う通りよ！
困ったら、この恋愛マスターの猿飛あやめになんでも相談しなさい！！」

ストーカーの間違いじゃ…

とは思ったけど、

『ありがと。頼りにしてる。』

小さく微笑んだ。

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