【銀魂】『悪役だからって勘違いしないでくださる？』【落ち未定】

28話「悪役令嬢と体育祭スタート」 ページ28

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『ダルイ。帰りたい。まじ死ぬ。』

体育祭当日。

赤色のハチマキを頭に巻いて欠伸を１つ。

隣を歩くのは兄。

「おら。学校だぞ。
気ｨ、引き締めろ。花京院さん！！」

バシッと、背中を叩かれる。

『行きたくねェェエ』

控えめに叫んで兄と別れる。


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「本日はお日柄も良く、我が銀魂学園の〜…」

会長挨拶。

体育祭の為に私が考えていた挨拶を雨宮が読み上げる。

父兄の方からは「すごい立派ね」「ウチの子にも見習って欲しいわぁ」と言う声が聞こえる。

私だよ。書いたのは。

因みに言うと、私は身長170cmと自分で言うのもなんだけど長身なので最後尾に並ぶ。

自慢の金髪を高い位置で一つにまとめる。

金髪……自毛なんだけど…目立つなぁ。

やっと。開会式が終わった。

私が出る種目は借り物以上。


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「プログラム〇番…応援合戦です」

アナウンスの声と共に応援団が入ってきた。

学ランだ。

私が所属する。赤軍の応援団は坂田やその辺のなんか。

後ろのチアには雨宮もいる。

キャーキャー悲鳴が上がる中、私は兄のいる所へ足を運ぶ。

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