【銀魂】『悪役だからって勘違いしないでくださる？』【落ち未定】

20話「悪役令嬢と公園」 ページ20

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ある駅の近くの公園に連れてこられた。

普通の公園で遊んだことのない私からしたら、なんか新鮮だった。

だって、小さい頃はお兄ちゃんと家の庭でしか遊ばせてもらえなかったから。

坂田は「ちょっと、待ってて」と言い、

どこかに行ってしまった。

それから、約15分後。

坂田は戻ってきた。

「はァ…はァ…待たせたか？」

『いいえ。
普通の公園といのも面白いですね。』

遊んでいる子供達を眺めていたら一瞬だった。

「ふーん…嫌味だねェ」

そう行って私の首に手を回した。

坂田が手を戻した時には私の首にネックレスが付いていた。

『6,000円が妥当ってとこですか。』

「さっすが、花京院グループのご令嬢。
6,500円でしたー！」

『でも、ありがとうございますね。
大切にします。』

柄にも無く私は微笑んだ。


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「お。A。
誰、その子？彼氏くん？」

げっ、出た。

「は…」『違いますよ。』

「はい」と答えようとした坂田をどつく。

「じゃあ、アンタは？Aの彼氏かなんかなんですかァ？」

と聞く、坂田に笑いを堪えるソイツ。

「ブッ…んふふっ…っはは！
違う、ちがーう！俺はコイツの兄貴。花京院レン。よろしくね。」

梅干し嫌いのバカ兄だった。

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