マニアック ページ41
・
『弾きますよ!弾けばいーんですよね!!!
楽譜は!!!』
とキレ気味で3人の先輩方に手を出す。
「ああ。コレだ。」
と土方先輩から楽譜を渡される。
『…………』
無言で一通り目を通す。
私、クラシック曲あんま好きじゃない。
だけど、しょうがない。
楽譜をセットして、鍵盤に指を置く。
少し力を入れれば音がなる。
音符の通り指を動かす。
あと、少しで終わる…
最後の音が消える。
『っふぅ……』
溜息を一つ付き…
先輩方の存在を思い出す←
『いたんですね。
で、どーでしたか?先生?アドバイス下さいよ。』
そうだ。先輩方は先生なんだよね?
だから、アドバイス貰わなきゃ。
「すげェ…A。」
「何回聞いてもスゲェなァ。」
『いや。凄いのは嬉しいですが、アドバイス下さい!直すところとか!!』
「うーん…ない。」
銀時先輩が真顔で言い切る。
いや、直して貰わなきゃ。
コンクールも出るのは嫌だけど、出るからにはお母さんと比べられるから優勝ねらってるし…
『あの…先輩方って、ピアノ弾けないのに私の監督しにきたんですか?』
「い、いやァ!俺等だって全然アレ弾けるし?なァ!」
と焦る土方先輩。
「べっつにAのピアノ聞くために先生にピアノできるなんて嘘ついてねェし!!」
バレバレの嘘ですか。銀時先輩。
「俺ァ、三味線なら弾ける。」
高杉先輩。誰もそんなマニアックな楽器弾かないし。
つか、私弾けないし。
ダメだ。この人達。
420人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おはぎ氏 - うぁぁぁぁ、高杉先輩の三味線弾いてるの見たいでござる!! (2021年10月21日 5時) (レス) @page42 id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
83猫(プロフ) - 龍神邪炎さん» そう言う事でしたか!!遊園地の件了解です! (2017年3月24日 14時) (レス) id: 49513c3fb4 (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎(プロフ) - あと、夢主が遊園地に誘うのは、土方さんか高杉でお願いします。 (2017年3月24日 14時) (レス) id: 2cd5db3991 (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎(プロフ) - 83猫さん、すみません。「一人をった」っていうのは、俺のコメの文の中でそういう所があったっていう意味だったのですが。紛らわしくてすみません。 (2017年3月24日 14時) (レス) id: 2cd5db3991 (このIDを非表示/違反報告)
83猫(プロフ) - 桃桜さん» リクありがとうございます!!全員でいいですよね! (2017年3月24日 10時) (レス) id: 49513c3fb4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:83猫 | 作成日時:2017年2月12日 23時