§鉄の匂い§ ページ28
資料室
『あれ？ ごっくん勉強中？』
「違ぇよ、ＳＩＳＴＥＭＡ Ｃ・Ａ・�気世茵２兇両豺隋⊇す圓六罎髪�筆から入るんだ」
『神と炎筆…！？ 無駄に中二臭い…！』
「相変わらずだな手前も…」
ごっくんがもはや呆れて怒らなくなってきた。
「お前は何やってんだよ。修行は」
『中々上手く行かなくてさ…勉強もそうだけど、行き詰まった時って、必ず気分転換するようにしてんのよ、俺』
「そうかよ」
ごっくんが机の上の匣兵器を睨み付けながらはあー、とイライラしたようにため息を吐く。こちらも、あまり調子がいいわけじゃなさそうだ。
そういえば、未来編でごっくんは戦闘スタイルがかなり変わっていた気がする。前のは、えっと、ダイナマイトだっけか。で、今回はパンドラ型だったかパズル型だったの匣。
…ん？
『ダイナマイト…』
「あ？」
『ちょっと、待って』
ダイナマイト…いや、「爆弾」、パズルは…「条件を満たさないと開かない、起動しない」、俺にあった「戦闘スタイル」、死ぬほど悪い「発音」。
そんで――――――「ウソ」。
何か、自分の何かが見えた…その時。資料室の扉が開き、ツナ君が血相を変えて言った。
「A君、クロームが…！」
『―――――！』
――――クローム、っち。
***
血を吐いて苦しそうにするクロームっちを、俺はどうすることもできなかった。
鉄の匂いと消毒液やらなんやらの匂いが混ざって、頭が混乱した。ああ、やな匂いだ。でもこの血の匂いは、クロームっちのもので。
手を握って、ただ名前を呼ぶことしかできなかった。医学部に入ってても、内臓が消えた時の対処法はさすがに知らない。
雲雀さんが、助けてくれる。
わかっていることだけど、もう俺は「傍観者」の立場じゃない。クロームっちの、友達なんだ。
怖かった。死んじゃうんじゃないかって、怖かった。
ツナ君と一緒に病室を追い出された俺に、リボーン君が声をかける。
「しょぼくれてる暇はねーぞ」
『…うん』
強くなろうって、思った。
クロームっちを守れるくらい、後悔しないように。
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暗殺巫女 - あー小さい頃自分も僕、卵から生まれるって思ってた！！ｗｗで親に聞いたら「あーうんそーだね・・・」的なこと言われた気がする、長文ごめんなさい (2016年5月28日 18時) (
レス) id: a00eaa4339 (このIDを非表示/違反報告)
マユボン(プロフ) - 作者さん!!!!何故にこんなに面白い小説を書けるんですか!? あ!!!あとよかったらお友達になって下さい!!! (2013年8月18日 19時) (レス) id: e45f894d9c (このIDを非表示/違反報告)
闇音紅Ψ光音銀牙(プロフ) - 薬泉さん» 杏「あ、わかんない」←銀牙「何故聞いた」紅「よくわかんないけど凄ね、授業でやるなんてw」 (2013年5月3日 10時) (レス) id: e76357bb55 (このIDを非表示/違反報告)
マルプー(プロフ) - 薬泉さん» 個人的に霧崎戦が楽しみ(*｀ω´) (2013年5月3日 0時) (レス) id: aa7eadc86f (このIDを非表示/違反報告)
薬泉(プロフ) - 闇音紅Ψ光音銀牙さん» なんか、I call McDonald Mac みたいな？ (2013年5月3日 0時) (携帯から) (レス) id: a46aa22d8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薬泉 | 作成日時：2013年2月1日 16時
