§スタイル§ ページ22
「A、お前は体術や炎が飛びぬけていたわけじゃ無かったが、頭の回転の早さは相変わらず凄まじかったらしいぞ」
『はは…それ以外、言っちゃうと取り柄ないんだよね』
実を言うと、俺の戦い方はほとんど「その場しのぎ」だ。
ツナ君や山本君、ごっくんのように戦い方に「スタイル」がほとんどない。確かに剣術は本で学んだものをまねているけど、それだって山本君のように「時雨蒼燕流」とか流儀なわけでもない。
ひ―君とのだってそうだ。あの時ボイスレコーダーがポケットに引っかかっていなかったら、俺ははっきり言って勝てる自信がなかった。むしろ多分死んでた。
まあ、なんとかなるっしょ。
みたいな感覚だったのだ。
しかしこれから先、「その場しのぎ」で「なんとかなる」事はまずない。
なにかしらの「戦闘スタイル」を、身につけなければならない。
「それが、今後の課題だな」
『うん。あと、もうちょい体力つけたいかな』
戦闘スタイルが決まっても、体がついていけなくてスタミナ切れでゲームオーバー、だなんて、シャレにならない。
「そんじゃ、軽いランニングに42キロ、軽い腕立て伏せを100×100、軽い腹筋100×100…」
『まじっすか』
「山本もやるから安心しろ」
つまり、俺に死ねと…。山本君、あれ、運動部…いや、そなことを言っている場合ではない。それこそ死ぬ気でやるんだ。
「それと、これが10年後のお前が置いて行った匣兵器だ」
走って死ぬか、なにもしないで死ぬか。当然前者だ馬鹿野郎、と考えていたらリボーン君に一つの匣を渡された。当然っちゃ当然だけど、やっぱ俺もこれ持ってたんだなぁ。
『そんじゃまあ、42キロ…学校のグラウンド一周が2キロだとして、21週分か。7周が限界の俺がどれだけ持つことか』
「期待してるぞ」
ニッと笑ったリボーン君に、俺ももはやお決まりになったようにニッと笑い返した。
さて、肉体改造を始めますか。
その後急に、そして過度な運動をしすぎたせいで胃の中身をぶちまけそうになったのは、別の話し。
―――――――――――
修業にやっとこさ入れた…
ミルフィオーレの基地に早く突入したい←
やっぱ小説書くの楽しいわあ…。
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暗殺巫女 - あー小さい頃自分も僕、卵から生まれるって思ってた！！ｗｗで親に聞いたら「あーうんそーだね・・・」的なこと言われた気がする、長文ごめんなさい (2016年5月28日 18時) (
レス) id: a00eaa4339 (このIDを非表示/違反報告)
マユボン(プロフ) - 作者さん!!!!何故にこんなに面白い小説を書けるんですか!? あ!!!あとよかったらお友達になって下さい!!! (2013年8月18日 19時) (レス) id: e45f894d9c (このIDを非表示/違反報告)
闇音紅Ψ光音銀牙(プロフ) - 薬泉さん» 杏「あ、わかんない」←銀牙「何故聞いた」紅「よくわかんないけど凄ね、授業でやるなんてw」 (2013年5月3日 10時) (レス) id: e76357bb55 (このIDを非表示/違反報告)
マルプー(プロフ) - 薬泉さん» 個人的に霧崎戦が楽しみ(*｀ω´) (2013年5月3日 0時) (レス) id: aa7eadc86f (このIDを非表示/違反報告)
薬泉(プロフ) - 闇音紅Ψ光音銀牙さん» なんか、I call McDonald Mac みたいな？ (2013年5月3日 0時) (携帯から) (レス) id: a46aa22d8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薬泉 | 作成日時：2013年2月1日 16時
