13話 ページ17
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gr「あるのか！？」
そう目をキラキラさせて此方を見るグルッペン
今そんな目をキラキラさせる場面じゃねぇだろ...
「ある。やるか？」
gr「こんな薄暗い森に長時間は居たくないゾ」
「ならやるか」
確かに長時間こんな所にいたら気が遠くなりそうだ
ましてやもうすぐ夜だってのに
「手を出せ」
gr「？？これで良いか？」
「おう」
グルッペンが出した手を握る
「少し静かにしててくれよ？...そして手は強く握った方が良い。置いて行かれたくなかったらな」
gr「なんだか良く分からないが...分かった」
グルッペンの握る力が強くなる
明らかに男女の力の差が出ているな...
正直言うと痛い
まぁそんな事置いておいて
"こっち"に集中しよう
「.......」
目を瞑って耳を澄ます
"この森の出口は何処だ？"
しばらくすると静かだった森に突然風が吹く
まるで風は俺達を出口に導くように俺達の隙間を通り過ぎる
目に浮かぶのはこの森の出口までの"道"
もうすぐで森の出口が...！！
「...！見えた！」
道が見えた瞬間に目を開けて走り出す
立っていた木々は俺達を避ける
gr「これは...」
「黙って無いと舌噛むぞ？」
しばらくすると道が開けた
その先には大きな城や街
此処から見ても結構人が居るって言う事は...
明らかに
「...此処で大丈夫か？」
もう大丈夫だろうと思い足を止める
...にしても少し前までは此処何も無かった草原じゃ無かったか？
新しく出来た国か...
gr「...(コイツは何者だ？こんなに早く走れて一瞬にして出口へと向かう..."異能力者"なのかそれとも"人間じゃ無いのか"...どっちだ？)」
「...おーい？随分と黙ってるが此処で合ってるのか？」
gr「あぁ...すまないな。此処で大丈夫だぞ」
随分と黙ってるから本当に心配したが...
大丈夫だったらしいな
gr「じゃあ中に入るか」
「...おう」
俺は此処に来たこと無いから入れるか分かんないぞ？
...まぁそこはグルッペンに任せるとするか
「うわぁ...でけぇ...」
近づくとでかく高い門が目の前にある
その近くには"この国のマーク"を軍服に付けた門番
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....ん？この"マーク"どっかで見たぞ？
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yukisadesu(プロフ) - 恋時雨さん» 本当ですね...！指摘ありがとうございます！頑張ります！ (2022年1月15日 21時) (
レス) id: 574f3fdf10 (このIDを非表示/違反報告)
恋時雨 - 15話のセリフのところ、本来「面倒な奴」と書くところが、「面倒ね奴」と書かれてましたよ。(勘違いとかだったらごめんなさい！)これからも更新頑張ってください！ (2022年1月15日 12時) (レス) @page24 id: fb7ab366d1 (このIDを非表示/違反報告)
yukisadesu(プロフ) - こいみさん» そう言って頂けるなんて...ありがとうございます！頑張りますね。 (2021年12月31日 11時) (レス) id: 574f3fdf10 (このIDを非表示/違反報告)
こいみ(プロフ) - コメント失礼します！いつも見させて頂いております。すごく好きです。作者様のお話ですが、ぜひ出て頂きたいです。 更新頑張って下さい! (2021年12月31日 8時) (レス) @page18 id: 59b2fad61b (このIDを非表示/違反報告)
yukisadesu(プロフ) - オンブルさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月29日 21時) (レス) id: 574f3fdf10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪沙 | 作者ホームページ：http://114aaeesad
作成日時：2021年9月18日 17時
