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モストロ・ラウンジ
アズールにVIPルームに呼び出されたのですけど
どうやら寮生の1人が呼び出しを無視したようですね
可哀想とは思うのですが...ジェイドとフロイドもいるので無理ですね
アズール「君、何故昨日は呼び出しを無視したんです?ご自分がどういう立場か、わかってらっしゃらないようだ。」
オクタヴィネル寮生「き、昨日はちょっと腹の調子がわるくて……」
"お腹が痛かった"ということでしょうか
心眼を使わなくて良いぐらいにわかる嘘ですね
というより焦りすぎでしょう
アズールもあまりこのぐらいでVIPルームに私たちを連れて来ないで欲しいのですが...
注意ぐらいでよろしいのに
これは締めルートですね...
アズール「本当に?嘘をつくとためになりませんよ」
オクタヴィネル寮生「本当です!本当に腹が痛くて……」
嘘をつかない方が自身のためになるのに...
そう思った
だって
アズール「ジェイド。彼がもう少し素直にお話できるようにしてあげてください。」
ジェイド「わかりました。……ふふ、そんなに怯えた顔をしなくても、痛いことはしませんよ。」
こうなるのですから___
自分があまりにも嫌な顔をしていたのかフロイドから小声で「無理しなくていーよ」と言われてしまった
ジェイドからも目線が来ましたし...
我慢しておきましょう。後からアズールに言われたらめんどくさいので
ジェイド「さあ、こちらを見て……
ジェイドのユニーク魔法の
説明したら面白くないのでここまで教えておきます
オクタヴィネル寮生「ひぃっ……い、今のは一体!?」
ジェイド「ではもう一度聞きますね。『昨日、貴方は何故アズールの呼び出しに応じなかったのですが?』」
オクタヴィネル寮生「それは……」
オクタヴィネル寮生「もう腹黒インチキ野郎のアズールに好き勝手こき使われるのが嫌になったからだよ!」
オクタヴィネル寮生「腹が痛いなんて仮病に決まってるだろ?」
オクタヴィネル寮生「……ってなんだ!?く、口が勝手に本音を……あっ!」
おやおや..."警戒心"がないばかりに本音を言ってしまいましたね
アズールとフロイドがニコニコしてますよ
可哀想ですねぇ"ユニーク魔法"を使われて本音を言ってしまうだなんて
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作者名:雪沙 x他1人 | 作者ホームページ:http://114aaeesad
作成日時:2022年1月7日 21時