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「はぁ.....高橋ってさ足、はっ速いね.....ゲホッ」
結局あの後、追い掛けたが追い付けず声を張り上げた。
そのせいで今も視線を浴びている。
「えっと.....なんかすみません」
「いや、こっちこそごめん」
後から教室に行くとかあったのに馬鹿か俺は。
こちらこそ本当に申し訳ない。
「いえ、先輩なら大丈夫です!」
「先輩なら」の一言にキュンとなる。今なら言えそうだ。
「今日の放課後話があるんだけど.....いいかな?」
「は、はい!」
高橋は二つの答えで応えた。
俺達は結ばれリア充の仲間入りをした。
「良かったね」
「なんてたって私達だもん。応援しなきゃ」
「でも自分で怒りに行くのはビックリしたね」
「し、仕方ないやろ!替わっちゃったんやで!」
「これから説明どうしようか」
「別に良くない?彼だって解ってくれるわ」
「そうだって!
どうせ皆.....彼に恋しちゃったんでしょ?」
「「「「「..........」」」」」
「なんや、皆図星かいな」
「まあ、多重人格だし.....身体は正直って言うじゃん?」
「今のなんかエr.....さすが変態姉貴だな」
「.....クソビッチ(ボソ」
「今のビッチって言ったの誰よ!」
「大丈夫。ビッチでも私達の一部だよ」
「あれぇ〜?誰も否定してあげないんだ〜?」
「私達の一部ですからそう言う所もありますよ」
「じゃあ、明日は誰がいく?」
「そんなの末っ子ちゃんに決まってる」
「元々の人格だしね」
「.....お姉ちゃんいいの?」
「ええ、良いわ
貴方が彼を好きだから私達が好きなんだもの」
「そうそう!告白したのだってあんただし〜?」
「ウチらはそれに協力しただけや!」
「うん.....お姉ちゃんありがとう」
「また照れてやんの」
「ほら、もうおそいし寝ましょう?」
「うん、おやすみなさい」
____________________fin
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