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キノコに一本勝ちました。 ページ8

『ふぅ.....流石に腕疲れたかも』
一旦、公園に入りベンチで一休み。
ん?なんだって寄り道?.....違うわ立派な休憩ですぅ←


「今度は僕がハル君持とうか?」
心配そうに見てくるキノコ君。優しいなぁ.....
何処かの馬鹿ツインズとは大違い。


キノコ君の垢でも飲めば少しはまともになるかな。
いや、脳ミソごと替えなきゃ無理かも←

『キノコ君いいの?結構ハルちゃん重いよ?』


「大丈夫!僕だって男なんだよカヨちゃん!」
見てこの筋肉!なんて腕を見せてくれるがないかな。
まあ、言わないでおこう。可愛いし。


『そう?じゃあ、お願いしちゃおっかな』






「.....うぐぐぐッ」
背中でおぶろうとしているが持ち上がらない。
見ててヒヤヒヤする。キノコ君が怪我したらどうしよう。

ハルちゃんなら一つ位怪我が増えても大丈夫だ←


『キノコ君無理しなくていいよ!?』


「だ、大丈夫。カヨちゃんの役に立ちたいから
僕、頑張るよ.....ッ!」
なんて良い子なの。馬鹿ツインズと比べちゃいけなかった。次元が違いすぎる!!!←


「ぐぐぐ.....うわっ!?」
前に倒れそうになったので支える。
キノコ君軽過ぎ。ハルちゃんとセットで持てそうだよ←


『キノコ君大丈夫?』
ハルちゃんを退かし腕を引っ張り立たせる。


「.....はい」
あれ!?なんで敬語になった!?今ので私嫌われた!?
何か失態してしまっただろうか。




変な無言。なんかキノコ君こっちずっと見てる。


『キノコ君やっぱ私がハルちゃん連れていくよ』
じゃあね、とハルちゃんを抱き抱え逃げるように帰った。
数少ない友達をなくしたくないからね。


数少ないまともな(ここ重要)友達。大切だね←









「.....カヨちゃんかっこいい」
この時、キノコ君の顔がリンゴの様に赤く熟れていた事を私は知らない。

これは余談であるが、この時キノコ君は私に恋したらしい。
同窓会(二十歳の)にて知った事実←

男前で困ります。→←キノコに全敗しました。



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設定タグ:初のオリジナル , 言葉のいらない約束 , ゆりしー   
作品ジャンル:笑える話
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ゆりしー2号(プロフ) - 流星さん» ありがとうございます!更新は遅いと思いますが頑張っていきます! (2015年9月28日 0時) (レス) id: 0122e64e7c (このIDを非表示/違反報告)
流星 - 自分的には面白かった!頑張ってね(o^o^o) (2015年9月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 50c14abcd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりしー2号 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年5月19日 21時

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