【名探偵コナン】傍観していたい人生でした(遠い目)【トリップ】

じゅうにー ページ14

コナンくんの小さな手で頭をわしゃわしゃされる。不器用ながらも一生懸命な手つきに、頬が緩んでしまう。


コ｢...どう?｣

｢へへ〜最高...♪｣

目を細めてコナンくんの手に擦り寄る。
けっこう気持ちいい...


コ｢あっこら寝るな。｣

と、コナンくんが寝そうになっていた私のほっぺを引っ張る。

｢いや〜つい気持ちよくって...コナンくんになら私の体預けられる...｣

コ｢語弊が生まれるような言い方やめろ!!｣





そんなこんなでコナンくんと仲良くなりました!!!!いえい!!!
最初にほどよい仲のご近所さん程度の関係がいいなーって言ってたのは誰だろうね!!!
事件遭遇フラグ乱立しまくりかよちくしょう!!!



蘭｢ご飯できたよ〜!!｣


という蘭ちゃんの声に、コナンくんとテーブルにつく。


｢おおおハンバーグ!!美味しそ〜!!｣

蘭｢今日はひき肉が安かったんです♪｣

｢へぇ〜!!よっしじゃあ早速...いただきます!!｣

蘭･コ｢｢いただきます!!｣｣


パクッとハンバーグを口に入れる。


｢ん!?んんんんまぁぁぁぁっ!?えっうそめっちゃ美味しい!!!!すごい!!!!｣

やばいこんな美味しいハンバーグ初めて食べたぞ!?
えええうっそすげえ!!!!!!



蘭｢わあ、喜んでもらえて嬉しいです!!いっぱい食べてください!!｣

｢ありがとう〜!!
ほんと蘭ちゃん料理上手だね!!!お嫁に欲しいくらい...ね!コナンくん!!｣

コ｢は!?ぼ、僕に振らないでよ!!!｣

あらぁ〜??とニヤニヤしていたら、べしっとコナンくんに叩かれた。解せぬ。



そういえば蘭ちゃんの前では僕口調に戻るよねコナンくん。子供のフリが上手いですこと〜!!新一くんったら〜!!

そんなことを考えていたら、また顔がニヤニヤしていたようで、コナンくんに冷たい目で見られた。解せぬ。









｢ごっちそうさまでした〜!!あああ美味しかった!!｣


蘭｢お粗末さまでした〜!!Aさんがすごく美味しそうに食べてくれるから嬉しくなっちゃいました♪
また食べに来てくださいね!｣


｢もちろん〜!!ぜひまたお邪魔させてください!!｣




その後、お皿洗いをお手伝いして毛利探偵事務所を出た。

｢あ〜、ハンバーグめっちゃ美味しかったな...もう店出せるよ蘭ちゃん...｣


それにしても最初に予定していたよりもずいぶんと仲良しになってしまった。
あの二人には私の家の場所も教えたので、今度遊びに来るかもしれない。それは別にいいんだけど。

めんどくさいから事件には巻き込まれたくないんだぞ...まじコナンくん死神...

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