標的 4 ページ6
貴「ただいまー。」
家に帰ってくると、小包みが届いていることに気がついた。
貴「？誰からだ…？」
ガサゴソと包みを開けると、ラッピングされた小さな箱と、一通の手紙が入っていた。
手紙の差出人を確認する。
貴「えぇっと……………兄さんっ！？」
まさかの兄さん。最近は全く連絡をとっていなかったから、ちょっとびっくりした。
でも、実は何気に嬉しかったりする。たった一人の大切な家族だ。
少しわくわくしながら、ラッピングをきれいに剥がして箱を開ける。
貴「わぁっ…！」
中には、リボンがついたヘアゴムが入っていた。しかもそのリボンの色は、少し暗めの青。
さすが兄さん。ちゃんと僕の好きな色を覚えている。
さっそく、みつあみを留めていたゴムと交換してみる。
…うん。良いじゃないか。
手鏡で確認してほほえむ。気に入った。
それにしても、何で急に僕にプレゼントなんか…………あ。
ふと目にとまったカレンダーを見て気づく。
貴「そうか…僕、今日誕生日だった…。」
自分でも忘れていた。
兄さん…けっこうまめだなぁ…。
つい笑みがこぼれてしまう。
そうだ、手紙も開けないと。
「Aへ」と書かれた白い封筒を開く。
＿＿
Aへ
Happy Birthday、A。
最近、なかなか連絡できなくてすまなかったな。実は、我らのボス、XANXUS様が帰って来られたのだ！この８年、本当に長かった…。俺はきっと立派な右腕になってみせるぞ！！
…話が逸れてしまったな。
プレゼントは気に入ってもらえたか？
どうせお前のことだ。自分の誕生日など忘れてしまっているのだろうな。
貴(ビンゴ…。なんで分かるんだ…。)
さて、お前に頼みがある。
貴(頼み…？)
急だが…イタリアのヴァリアーに来てほしい。
貴「はぁっ！？ヴァリアー！？え、VARIA！？」
ボスの命令なのだ。
一日ほどこちらに泊まることになるだろう。
本日18時に迎えの者が着くはずだ。
本当に急で申し訳ないが、準備をしておいてくれ。
兄・レヴィより
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この小説、作ったばかりなのに、お気に入り登録をしてくださる方々が…！！
ありがとうございますっ！！
コメの方なども、是非よろしくお願いします♪
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藤雪(プロフ) - れれ汰さん» おおおありがとう！！(〃▽〃)うれしいよ！ｏ(･д´･+)ゞ頑張ﾘﾏｯｽ♪ (2015年5月31日 22時) (
レス) id: ff0f806994 (このIDを非表示/違反報告)
れれ汰(プロフ) - 藤雪さん» よかった\(//∇//)\ゆきちゃんの小説すんごい好きになった((うん！更新がんばって！！*\(^o^)/* (2015年5月31日 21時) (レス) id: 361abd9795 (このIDを非表示/違反報告)
藤雪(プロフ) - れれ汰さん» うわぁぁ！！れれちゃん！？もちろんすぐ分かったよ！！(≧▽≦)来てくれてありがとう！｡･ﾟ･(*ﾉД｀*)･ﾟ･。更新がんばる！！(笑) (2015年5月31日 21時) (レス) id: ff0f806994 (このIDを非表示/違反報告)
れれ汰(プロフ) - ゆきちゃんかな？僕のことわかるかな？？(*^^*) (2015年5月31日 0時) (レス) id: 361abd9795 (このIDを非表示/違反報告)
藤雪(プロフ) - キラキラさん» コメントありがとうございますっ！わぁぁ…！こんなコメントを頂けるなんて、すごく嬉しいです！めっちゃ頑張りますっ♪ (2014年12月1日 16時) (レス) id: caf6b6d68c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藤雪
| 作成日時：2014年10月28日 17時
