標的 34 ページ38
次の日の朝、起きたらびっくり。
貴「八時…二十分っ！？」
遅 刻 確 定 。
貴「ねみぃ…」
昨日は五件も仕事をやらされたせいで、家に帰って寝たのは朝五時だ。
はぁ…どうせ遅刻なら、もうそんなに急がなくていいかなー………いや、全力で走ったらまだ間に合うか………
うん。めんどいから普通に歩こう。
つーか一般人が見ていいスピードじゃないからね、暗殺者の全力疾走。
とりあえず、いつも通りに身支度して家を出る。朝ごはんは、時間が無いので干しイモくわえて。
普通の速度で歩いていると、前方の角からいきなり誰かがとびだしてきた。
？「わぁぁっヒバリさんに噛み殺される〜っ！！」
この情けない声に、特徴的な無重力ヘアー。
なんという偶然だろう。
貴「沢田さん？」
ツ「えっ！？」
僕が声をかけると、びっくりして沢田さんが振り返る。
ツ「あ、相田さん！めずらしいね、相田さんも遅刻なの？」
貴「はい。夜更かししちゃって。今はもう諦めて歩いてます。」
ツ「潔いね…。」
ツ「でも、ヒバリさんが…」
貴「ですねぇ…」
と、その時、僕の脳内に素晴らしすぎるシナリオが舞い降りた。
沢田さんが噛み殺されないように僕が助ける→沢田さんと仲良くなる→情報探り放題！！
キタコレ！！←
貴「よし、これでいきますよ沢田さん！！」
ツ「え！？ちょ、何！？何が！？」
僕の意味の分からない言葉に戸惑いまくりの沢田さんは気にせず、僕は少し身をかがめる。
え？どうやって噛み殺されないようにするかって？
貴「こうするんですっ！」
その瞬間、僕は沢田さんをお姫様だっこする。めっちゃ軽いなこのやろう。←
ツ「えぇぇぇぇ！？なんでぇぇ！？」
顔を真っ赤にしてあたふたする沢田さん。
貴「しっかりつかまってて下さいね！！」
そしてそのまま、僕は走り出す。
もちろん、暗殺者の全力疾走で。←
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藤雪(プロフ) - れれ汰さん» おおおありがとう！！(〃▽〃)うれしいよ！ｏ(･д´･+)ゞ頑張ﾘﾏｯｽ♪ (2015年5月31日 22時) (
レス) id: ff0f806994 (このIDを非表示/違反報告)
れれ汰(プロフ) - 藤雪さん» よかった\(//∇//)\ゆきちゃんの小説すんごい好きになった((うん！更新がんばって！！*\(^o^)/* (2015年5月31日 21時) (レス) id: 361abd9795 (このIDを非表示/違反報告)
藤雪(プロフ) - れれ汰さん» うわぁぁ！！れれちゃん！？もちろんすぐ分かったよ！！(≧▽≦)来てくれてありがとう！｡･ﾟ･(*ﾉД｀*)･ﾟ･。更新がんばる！！(笑) (2015年5月31日 21時) (レス) id: ff0f806994 (このIDを非表示/違反報告)
れれ汰(プロフ) - ゆきちゃんかな？僕のことわかるかな？？(*^^*) (2015年5月31日 0時) (レス) id: 361abd9795 (このIDを非表示/違反報告)
藤雪(プロフ) - キラキラさん» コメントありがとうございますっ！わぁぁ…！こんなコメントを頂けるなんて、すごく嬉しいです！めっちゃ頑張りますっ♪ (2014年12月1日 16時) (レス) id: caf6b6d68c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤雪
| 作成日時：2014年10月28日 17時
