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鬼「別れの挨拶は済んだか?」
鬼はそう言って、刀を振り下ろした。
グサっ…
ザクっ…
コ「うはぁ…ぐ…ぁ…」
3、4回俺を刺したあと、鬼は口を開いた。
鬼「…仲間を救うために自分を犠牲に…ねぇ。」
コ「…わか、っ、たよう、に、いう、ね?」
鬼「まぁ、ね?こっちにもいろいろあんだよ。」
コ「……」
いろいろねぇ。
鬼なんて何も考えないでできそうだけど?
人をコロすのだって…
【レウクラウドが5階の鍵を開けました。】
あ、レウさん…
すごいね。 えらいね。
よく頑張ったね。
鬼「あーあ。5階開けちゃった。そろそろさよならとしようかね。」
コ「あぁ。そう、だ、ね。」
鬼「……」
鬼は何か不思議なものを見るような目でこっちをみてくる。その瞳にはさっきまでの色ではなく、なにかを潰されて絶望したような…でも、少し光の混じった瞳だった。
鬼「…なんで逃げようと足掻かないの?君たちは。」
コ「え…?」
鬼「さっきコロしたやつもそうだった。なんで?」
きょーさんのことだな。
なんで…か
コ「それは、
仲間を信じているからだよ。」
鬼「仲間…か。」
君にも仲間がいたのかい?
そう聞こうとしたけど、もう唇が動かない。
鬼「…じゃあ、さようなら。」
鬼は右手に持っていた刀をもう一度振り上げた。
…みんな、絶対逃げ切って。
そしてレウさん。約束守れなくてごめんね。
それじゃ、
さようなら。
暗い地下で鮮血の赤が飛び散った。
ーーー
ちょっと長めかな?
あまり語彙力なくってごめんなさい(>人<;)
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雪那々(プロフ) - 魔神まじ卍マンさん» 誰だ、こんなクソゲー作ったの。(動画ネタですね笑笑) (2018年11月5日 17時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
魔神まじ卍マン - なんだこのクソゲー(ネタ)^ら^ (2018年11月5日 16時) (レス) id: 4b3b4a2400 (このIDを非表示/違反報告)
雪那々(プロフ) - くるさん、ハカタさん−ありがとうございます!!続編は今メモ帳にお話を書いて準備しているところなので、それができ次第投稿していきます。その時はまたよろしくお願いします(*´∀`*) (2018年8月11日 19時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 私も... (2018年8月11日 16時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
くる - とても面白かったです!続編書いていただけると嬉しいです。 (2018年8月11日 13時) (携帯から) (レス) id: d1f0429b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪那々 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016
作成日時:2018年7月31日 8時