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三十話 ページ37

村上side

倉庫に出来るだけ近く寄り、物陰に身を隠す。


村「………臼田、俺は準備出来たぞ。」


廣「私も今着きました!」


臼「了解です。では10秒後に開始します。」


10……9……8……と心の中でカウントする。光線剣を握りしめ、更に爆弾も戦闘服のポケットから取り出す。

3……2……1……カウントをやめると同時に駆け出す。臼田が放った矢は、敵の1人に刺さっていた。向こうは、いきなりの攻撃に一瞬怯んでいたが、すぐに立て直しこちらに銃を向けてきた。


銃弾に当たらないように、ジグザグと走り距離を詰める。その距離約45m___


廣「……………ッ!」


何かが割れた音と同時に、廣田の小さな声が耳に届いた。………メガネが割れた……?


村「……許さない………!よくも廣田を………………!」


爆弾に火をつけ、敵に投げる。悲鳴と砂ぼこりが舞うなか、ひとつ、またひとつと投げる。砂ぼこり近づき、人影を見つけては斬っていく。


村「………………………………。」


無言でひたすらに斬っていく。


敵「覚悟オッ!」


途中、敵が背後から斬りかかって来たが、臼田の矢を額に喰らい汚い音をたてて倒れていく。


やがて砂ぼこりがおさまると俺は_____



バッテリーが切れた光線剣を握りしめ、屍の中に立っていた。その数10人。


俺は自分中心に、ここまで派手に戦ったことがなかったので、ただただ


村「…………気分って怖い。」


こう思うだけだった。

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雪の助(プロフ) - 夜猫さん» コメントありがとうございます!文才がなく更新ペースも遅いので、暖かい目で読んで頂けると幸いです。 (2017年12月26日 17時) (レス) id: 1a18262307 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫(プロフ) - 凄く面白いです!いつも楽しく読ませて貰ってます!話の内容がめっちゃ私の好みで続きが気になりながら読んでます!更新、頑張ってください!!! (2017年12月19日 21時) (レス) id: c9704af438 (このIDを非表示/違反報告)
雪の助(プロフ) - 桃猫♪さん» コメントありがとうございます!た、楽しみに待ってもらえるなんて………更新ペースが亀さんなのがとてもお恥ずかしい……これからもどうぞよろしくお願いします♪ (2017年11月27日 23時) (レス) id: 1a18262307 (このIDを非表示/違反報告)
桃猫♪(プロフ) - とても楽しく読ませて頂きました!話が私好みで読みやすかったです!更新、楽しみに待ってます!(^^)! (2017年11月26日 0時) (レス) id: 7ff4b827c6 (このIDを非表示/違反報告)
雪の助(プロフ) - 七葉さん» コメントありがとうございます!おかげさまで、作品更新の気力が戻ってきました!これからもどうぞよろしくお願いします♪ (2017年11月23日 22時) (レス) id: 1a18262307 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪の助 | 作成日時:2017年10月16日 23時

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