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二十一話 ページ26

『へッ!?』

急に誰かに話しかけられた。


?「早く持ち場に戻るヨ。ボスに叱られる。」


『え、あ、はい!』


戻る………ってことは、この人は私と同じ持ち場のうちの一人。香李コウリン か 神晃カンコウ のどちらかだ。ちなみにアマツキツネには中国人が多いみたい。


そうこうして、制御室についた。


『遅れて申し訳ないです。』


?「またドワスレかい?そろそろ覚えてほしいナ(笑)」


ホントすみません、ともう一度謝ってから、モニターを見る。モニターには監視カメラがとらえている映像がいくつもうつしだされていた。その中に牢屋の映像がある。見張りが二人ついている。


『しかし………このアジトには本当にたくさんの監視カメラがありますよね……』


?「確かにネ。って、香李寝るなヨ。」


どうやらこの人が神晃らしい。寝てるのが香李。


香「………ん、ふわあアア……だってそんな穴があくほどモニター見たって何も起こらないんだヨ?退屈だヨ。」



『確かにそうですよね。』


………見張りはそこまで見ていないっと。


私はモニターで警備が手薄なところを探す。すると、屋上から入ると警備が薄いことがわかった。


その日私は与えられている部屋(といっても5人で使う共同部屋だが)に帰る途中、倉庫に寄り一年生の相棒である武器を回収して部屋に隠しておいた。そして制御室に戻る。


『失礼します。俺、今日持ち場に着くのが遅れたので、一晩中俺が監視します。皆さんは部屋に帰って頂いて結構です。』


適当に考えた言い訳で制御室から人を追い出す。そしてぶちょー宛てにメッセージを送る。


“肝試しをした山の頂上にアジトがある。あさ8時に屋上へ来て。警備が薄いから簡単に忍びこめる。コイツら………全滅させるよ……?“


明日は戦乱の幕開けだ。

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雪の助(プロフ) - 夜猫さん» コメントありがとうございます!文才がなく更新ペースも遅いので、暖かい目で読んで頂けると幸いです。 (2017年12月26日 17時) (レス) id: 1a18262307 (このIDを非表示/違反報告)
夜猫(プロフ) - 凄く面白いです!いつも楽しく読ませて貰ってます!話の内容がめっちゃ私の好みで続きが気になりながら読んでます!更新、頑張ってください!!! (2017年12月19日 21時) (レス) id: c9704af438 (このIDを非表示/違反報告)
雪の助(プロフ) - 桃猫♪さん» コメントありがとうございます!た、楽しみに待ってもらえるなんて………更新ペースが亀さんなのがとてもお恥ずかしい……これからもどうぞよろしくお願いします♪ (2017年11月27日 23時) (レス) id: 1a18262307 (このIDを非表示/違反報告)
桃猫♪(プロフ) - とても楽しく読ませて頂きました!話が私好みで読みやすかったです!更新、楽しみに待ってます!(^^)! (2017年11月26日 0時) (レス) id: 7ff4b827c6 (このIDを非表示/違反報告)
雪の助(プロフ) - 七葉さん» コメントありがとうございます!おかげさまで、作品更新の気力が戻ってきました!これからもどうぞよろしくお願いします♪ (2017年11月23日 22時) (レス) id: 1a18262307 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪の助 | 作成日時:2017年10月16日 23時

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