モブの私が悪女とヒロインを観戦してたらいつのまにか潰していたみたいです。(歌い手)(合作)

生徒会7%（続きです） ページ10

そらるさんside
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ついたな。姫乃達は……

いつも最前列で俺らを見てる…女子？

姫乃はあいつらと仲がいいのか？


「あ?調子のってんじゃねえよ‼」

「生徒会の皆様も迷惑がってるんだよ‼」

「ほんと、勘違い姫って名前がお似合い‼‼」


はぁ………いじめか。


そして、勘違い姫……

まあ、姫乃も…前は生徒会の仕事を楽しそうにしてくれていたのにな。

今は変わってしまったからな。

そう呼ばれても仕方ないかもな。


はぁ……そろそろ止めるか。

姫乃に期待されると厄介だが……


ん……？足音……

誰か来るな。一回隠れるか。

ここにいるのを見られても面倒だし…

俺は、死角で見えなくなっている所へ身を隠した。


足音は……咲來か。

さっき、誰かと話してたのは理科室にプリントを運ぶことだったのか…


ーーーーそうして、咲來は中に入っていった。





咲來が入ってしばらくすると、姫乃をいじめてたやつらは、一目散で走り去っていった。

何があったんだろ。

咲來に何か言われたのか？

咲來は姫乃を助けた？

なぜ？？

まふ達から聞いた話なら、あいつは俺ら生徒会に関わりたくないんだろ？



「絶対に、生徒会に入れないから！！」



…今……のは…姫乃？

何があったんだ？

俺に聞こえてないところで何を話したんだろうか。

それにしても…姫乃ももう、ここまでかもな。


「…ッ………私…は……生徒会なんかに……興味ない……」


咲來は小さく呟いて走っていった。

咲來は本当に生徒会に興味がないのか？

そして、姫乃は…咲來に何を言われた？何を勘違いした？

わからない。

俺1人で考えてても仕方ないし、あいつらに話に行くか。

俺は、そう思ってすぐに理科室の死角から屋上へ走っていった。


ーーーーー俺は気付かなかったのだ

咲來はわざと俺に聞こえるように言ったのだと

俺を利用しようとしてるのだと



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手直しをくわえさせていただきました！神木

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