プロローグ ページ3
登場人物の一人、悪女が登校してきた。
「はぁ......ほんとに、うるさい」
「あっ、おはよー！！」
「ん....また、あいつらの登校？」
「そうだよー！！もう、本当に興味がないんだね！」
「うるさいだけだし.....」
彼女に、先ほどまで叫んでいた者が話しかける。
「もう....あんたは、顔も頭もいいんだから、生徒会入ればいいのに」
「めんどくさいし、あいつらに近付きたくないから嫌だ」
「まあ、それがあんたの人気なんだろうけどね。みんな、生徒会員に近付きたくて必死なのに」
「めんどくさいじゃん......」
彼女も勘違い姫や生徒会員と同じく有名である。
この学校の女で唯一、生徒会員に興味がないものとして。
そんな彼女は通称....
「みんな、あんたが入るなら女子も96猫様みたいに認めると思うよ？？高嶺の花の姫」
「そのあだ名やめて。本当、勘違い姫と似てていやだ」
「はいはい。教室行く？」
「ん......」
高嶺の花の姫。
勘違い姫と違い、悪口ではない。逆に、この学校の人気者である。
しかし、彼女はこの物語の悪女。ヒロインではないのだ。
ーーなぜ、彼女が悪女の理由はこの物語を読んでいけば、じきにわかるだろう。
ーーーー今まで、ヒロイン。悪女。そして、生徒会を紹介してきた。
普通の物語なら、これだけでいいだろうが、この物語は違う。
もう一人、どこにでもいる者が登場人物であるのだ。
それはーーーー
「本当、憧れる！」
「だね！！生徒会の皆様なら誰でもいいから、彼女になりたい....」
「えー、憧れるだけでよくない？」
どこの物語にもいる、登場人物にもなりきれない、モブ。
「もう！あのかっこよさだよ！？彼女になりたいじゃない！」
「まあ、そうだけど...でも、私はめんどくさいし、憧れるだけでいいな〜」
モブ...そんな、彼女は物語の登場人物なのだ。
他の物語と違い、彼女は生徒会に「憧れ」はあるのだ。
生徒会に興味がないのは、悪女の仕事である。
「まあ、生徒会の皆様もあんたに、興味なんてもたないよ〜？？」
「なにそれ、ひど！！まあ、本当だけど！」
モブである彼女がなぜ、この物語の登場人物であるかというと....
彼女は、この学校の女で唯一、生徒会に「恋愛感情」を少しでもいだいていないからだ。
ーーーーさてさて、登場人物の紹介は終わりました。質問は受け付けませんよ？
では、どうぞこの物語を読み始めてください。
この物語を読むことを許された者よ。
ーーーーーーーー
以上。神木でした！
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莉月 - なんか、夢主？ちゃんが恋愛じゃなくて、尊敬して好きっていうのが好き。うん。←は？楽しみにしてます！ (2020年8月2日 4時) (
レス) id: f8a1047974 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - なんか、新しいタイプの小説で、おもしろいです！更新頑張ってください！ (2020年3月30日 15時) (レス) id: 6f6b512e52 (このIDを非表示/違反報告)
かりん@みるくれーぷ - lkwistervenさん» めんどうですよっ！(小声)割り込みすみません。 (2019年8月24日 21時) (レス) id: 16a78ad417 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 生徒会って色々面倒だと思う。（兄情報) (2019年7月2日 20時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
Mahta(プロフ) - 咲來、、、計算高い系の悪女だね。これから主人公がどうでるのか、、、。実に楽しみだ。更新楽しみにしているよ(何キャラ) (2019年4月29日 23時) (レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐太 x他3人 | 作成日時：2019年3月27日 23時
