幸せ ページ49
エレン目線
ヒストリア:…殺したいの?
エレン:…殺さなきゃいけないんだ
ヒストリア:…早くわかるといいね…
この世界が何でこうなっているのか
私達が初代王の力を否定したこと
後悔するわけにはいかないから…
最近は地下にいた子達も笑うようになったの
これが間違ってるはずなんてないよ
エレン:…あぁ
あのときよりヒストリアは頼りになったな…
エレン:お前は立派だよ
ヒストリア:…そんなこと
エレン:あのときは人類なんて滅べばいいとかいってたのにな
ヒストリア:あ、あのときは勢い余っただけだから…
いつの間にか目の前にミカサがいた
エレン:何だよ?
ミカサ:貸して
軽々と持っていた麻袋をとられた
ミカサ:エレン達は実験で疲れている
ヒストリア:そうだね…ごめんミカサ
エレン:だから俺を年寄りみたいに扱うのはやめろ
ミカサ:これは私が運んでおく
エレンはAの傍にいて
エレン:なっ!//
ヒストリア:あ、そっか
他の事は私達がやっておくから
ちょっと待て、何でヒストリア知ってるんだ?
…まさか
エレン:ミカサお前…話したか?
ミカサ:テントの近くにジャン達がいたから知ってる
それを知らせたのはコニーとサシャ
やっぱりか!
ヒストリア:お幸せに〜←
ポツンと残された
…でもそれでよかったかもしれない
この二ヶ月、一緒に入れなかった
会えるのは実験の時だけ
Aを探すため、建物の中に入る
その建物は子供達が多い
すると、奥の部屋に明かりがついていた
エレン:…A、いるか?
A:エレン
そこには眠る子供達を抱いて座っているAがいた
A:遊び疲れて眠ってるの
エレン:そうか
俺はその隣に座った
A:…何か思い出すよ
ルトも…こんな感じだったなぁ…
エレン:弟の世話…ずっとAが?
A:うん、あの時は私しかいなかったから
守れるのは…
エレン:…
Aは立ち上がり、子供をベットに移した
その場をあとにし、外に出る
建物から離れたところで一緒に座った
A:でも嫌じゃなかった…家族を守るの
あんな性格を持ってても…大事なものがあるってわかってたから
…今はエレンが一番だよ
エレン:そ、そうか///
A:…(ﾎﾟｽﾝｯ
エレン:えっ
肩には頭をのせたAが…
ち、近い…//
A:…エレン
エレン:な、何だ?
A:私幸せだよ…こんな風にエレンと一緒にいられるの
夢みてた
エレン:…俺もだ
こんな傍で…Aといられるのが
…この幸せが…続けばいいのに
世界は邪魔する
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es0910218(プロフ) - 華蓮さんの作品大好きです!続きが楽しみです＼(^ω^)／では、読んで来ますね(*^▽^*) (2018年8月28日 19時) (
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作者名：華蓮 | 作成日時：2018年8月3日 22時
