親父の罪 ページ31
エレン目線
目を覚ます
目の前は、光で広がっていた
まるで巨人の硬質化のような…
??:エレン!?起きたの!?
声のした方を見る
下にヒストリアがいた
ヒストリア:もう少し辛抱してね
大丈夫だから
喋ろうとしたが、猿嗣をされていた
ヒストリア;エレン…聞いて
私のお父さんは、これまでもこれからもこの壁に残された人類すべての味方なの
私達には誤解があったんだよ
…なんだって?
ヒストリア:確かに彼らは調査兵団の邪魔をしたし…ニック司祭や商会のおじさん達は彼らに殺された
でもお父さんはそうするしかなった
そのすべては人類を思ってやらざるを得なかったの
ロッド:ヒストリア、あとは私から説明しよう
思い出した…
確かに…俺の最後の記憶はこの二人だった
あれからどのくらい時間が経ったんだ?
調査兵団は…今どうなっている?
何を言われたんだ、ヒストリア
俺は…さらわれるのはこれで何回目だ
…ここ…来たことがある…?
ロッド:どうした?
君はここに来るのは初めてだぞ
エレン:!?
ロッド:だが…見覚えがあっても不思議ではない
どういう意味だ?
ヒストリア:お…お父さん、エレンに説明を
ロッド:あぁ…そのつもりだ
だかひとつ試してみようと思ってな…
私達は彼に触れるだけでいい
説明といっても、彼はここで起きたことの記憶が何処かにある
こうすれば彼は思い出すかもしれない
ヒストリア:え?
ロッド:この場所なら少しのきっかけを与えるだけでもしくは…
背中に手を当てられた瞬間、脳裏に甦った
どこかの礼拝堂…
その床に地下通路が…
その奥にレイスと他の男女が
金髪の巨人が…
これは…なんだ
俺の見たものじゃない
…違う!!
誰の記憶だ!?
その目線はその人々を殺していった
燃える先程の礼拝堂
何かで込み合う人々
瞬間、見覚えのあるものが出てきた
いつも身に付けていた鍵が…
…この鍵!!
注射器を持つ手の先に…幼き自分がいた
これは…!?
まさか…親父!?
俺に注射した瞬間、俺は光に包まれ巨人になってた
俺は…巨人になった俺は…親父を…
食ったのか…
ロッド:どうだ?
思い出したか?父親の罪を
…どうしたヒストリア?
ヒストリア:なんで…なんで今まで忘れてたんだろ…
私は一人じゃなかった…
私には…あのお姉さんがいた
私に…本を…読み書きを教えてくれた…優しくしてくれた
あの人のことを忘れるなんて…
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es0910218(プロフ) - 華蓮さんの作品大好きです!続きが楽しみです＼(^ω^)／では、読んで来ますね(*^▽^*) (2018年8月28日 19時) (
レス) id: 3318dd0e89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華蓮 | 作成日時：2018年8月3日 22時
