東洋人の少年 ※過去※ ページ2
貴方目線
何をいっているのだろうか
そんなの勝手だけど…
A:何で
??:お前の所にいけば、恩を返せる
それに、俺の気が許せない
A:…勝手にして
その場から離れようとしたが、後をつかれるのは御免だ
レイも迷惑になるだろう
走り、建物と障害物を跳び、すり抜けながら逃げた
??:あ!おい!
いくら男でも、この速さには敵わないだろう
丁度よいところで止まり、辺りを見た
いない…
それが確認でき、レイの家に帰った
先程使ったナイフを取り出す
血がこびりついていた
手ぬぐいを抜き取り、血を拭う
拭き取れたか確認していると、外から足音が聞こえた
１人…いや二人だ
一人はすでに分かっている
だがもう一人は誰だろうか
ガチャッ
レイ:今戻ったわ
A:お帰り…って
レイの後ろには先程の少年がいた
A:なんでまた…というより、何でレイといるの?
レイ:あぁ、この子があなたに会いたいって…
??:言っとくけど、俺は簡単には諦めねぇぞ
レイ:あんたこの子助けたんだって?
しかも売り飛ばされる前の人達も
いいことじゃない
A:それとは違う
その人を仲間にするために助けたんじゃない
レイ:そう言わないで
この子の話は聞いてるから
えっと…
??:あぁ、ショウだ
両親が東洋人だったから
レイ:それで巻き込まれたのね
大変だったわね
ショウ:いや、分かってたことだったけど…二人は…
A:…それで?
ショウ:は?
A:鬱憤を晴らすためになりたいの?
ショウ:それは…
A:曖昧ならやめた方がいい
人を殺すから
ショウ:構わねぇよ
それに、二度と地上には戻れねぇよ
なにもしなかった憲兵に嫌がらせできるなら構わねぇ
A:…そう
レイ:はい
そういうことだから、ショウが仲間入りよ
仲良くね
軽い足取りで何処かへ向かったレイ
喜んでた…
ショウ:てことで、よろしくなｽｯ
手を差し伸べられる
A:何それ
ショウ:挨拶だよ
仲間になるんだしよ
お互い頑張ろうな
A:…強くなってから
その時に手を握る
ショウ:何だよそれ!
まあいいや、いつかギャフンと言わせてやるからな!
A:期待しないでおくよ
ショウ:そんなこと言って!後悔するなよ!
うるさい人だ
でも…
嫌ではなかった
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es0910218(プロフ) - 華蓮さんの作品大好きです!続きが楽しみです＼(^ω^)／では、読んで来ますね(*^▽^*) (2018年8月28日 19時) (
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作者名：華蓮 | 作成日時：2018年8月3日 22時
