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渡辺side
しばらく眺めてるとそこそこ人数がそろってきて、
始めるよ〜の合図で靴がバラバラと音をだして走り出した。
そろそろ体育館前にいるひともいなくて、
怪しまれそうだったから立ち去ろうとしたら、
俺に気づいた背の大きくてかっこいいキャプテンっぽい人が近づいてきて、
「バスケの見学者？そんなとこで見てないでおいでよ。笑」
優しく話しかけてくれた。
翔「あ、、そうです、」
このまま話したらいいとこに向かわないことは分かってたけど、
キャプテンのさわやかさと優しさにつられてそうです。と言ってしまった。
「靴脱いでこっちおいで。
今日体操服は、、もってないか、、」
翔「、、はい。」
俺のリュック一つだけっていう格好をみて
体操服を持ってないことも察してくれて、
「じゃあ見てるだけでいいからさ、」
体育館のはしっこに座らせてくれて、
先輩もその横に座って見学させてくれた。
床に座ると、
床からすごい振動を感じた。
トランポリンに座ってるみたいで
ちょっと面白い。
「今ね、アップしてて、
そのうちにシュート練習が始まると思うよ。
、あ、、、小中学校で、バスケしてた？」
翔「、、、いや、してないです、」
、、してる訳がない。
学校らしい学校にも行ってない。
院内学級にいたなんて
初対面の人に言えるわけがない。
「じゃあ、他のスポーツとかって、」
翔「、、やったこと、ないんです。」
なんだかここにいちゃいけない感じがして、
適当なところできりあげて帰ろうと思ったんだけど、
「あ、そうなの？笑
今日はどうして？
気になったから？」
先輩は気さくに話しかけ続けてくれて、
あまりいい返事が出来ない俺にも
「入ってくれたら嬉しいよ。
そんな人数いるわけでもないし。笑」って。
「ボール触った事ないんだよね？
靴履いてないから激しいことは出来ないけど、
ドリブルくらいなら、触ってみなよ。」
最後にはドリブルだけだけどボールも触らせてくれて、
「あ、、そろそろ俺も練習戻るわ。
そろそろ見学終了時刻だから、、
好きなタイミングで帰っていいよ。」
翔「あ、はい。」
「じゃあ、入ってくれたらその時はよろしく。」
翔「はい。」
いままでそういう関わりがなかった俺にとっては
さわやかに言われたそれが嬉しかった。
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ダーク - あの……気になったんですが、3人はどんな理由で病院にいるのかなって…小さい頃の頃のことも書かれてるので…気になりました。病名とかあったら聞きたいです。（どこかに書いてあったらすみません💦） (2023年3月9日 19時) (
レス) @page8 id: 5c19b2607f (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 「おんなじ？」最高でした！ リクエストなのですが、ちっちゃい方の亮平くんが発作で倒れてしまった所をお兄ちゃんの方の亮平くんが助けるお話が読みたいです！ (2023年2月18日 0時) (レス) id: dd1bb40edf (このIDを非表示/違反報告)
しょげ - 連投ですみません。あべちゃんは意識も混濁してきており、楽にしてあげるため鎮静をかけてあげるなど、「意識下」や「どけてよ」のあべふかが最高だったので、あべふかを爆発させて欲しいです！ (2023年1月28日 9時) (レス) id: c79ef550b7 (このIDを非表示/違反報告)
しょげ - あべちゃんが腹膜炎で緊急オペになる話をお願いします。あべちゃんが苦手な検査直前での腹痛の訴えだったため、検査を嫌がっているだけだと看護師は思っていたが、違和感を感じたふっか先生が診察した結果、かなり危険な状態だった感じでお願いします。 (2023年1月28日 9時) (レス) id: c79ef550b7 (このIDを非表示/違反報告)
わたがし(プロフ) - 翔太君が夜急変し、あまりに急な事でナースコールが押せなく、先生に気づいてもらえなくて、危ない状況に陥ってしまうお話が読みたいです。朝なかなか起きてこないと思っていたら、意識が無い事に先生達が気づく、という感じだと嬉しいです！ (2022年12月29日 12時) (レス) id: 4da5866121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前)
x他1人 | 作成日時：2022年12月1日 22時
