お祭り7 ページ32
ゆきside
いつも通りベッドに押し倒されて首元を開けられ零さんの顔が近づいた。
吐息が首元にかかる程近づく。
零｢いいかえ？｣
今日も聞いてくる。
首元に息がかかりくすぐったい。
『んっ、いいよ。』
ペロリと舐められ、やんわりと何度か甘噛みをされた。
『ひゃっ、んっ…んあっ…そういうの、いいって…』
零｢でもゆきの可愛い鳴き声が聞けて良いんじゃもん。｣
相変わらず意地悪だ。
『ほら、血を飲むんでしょ？』
零｢そうじゃったそうじゃった。｣
そこを忘れたらダメだと思うのだが。
ｶﾞﾌﾞｯ
『んっ、ふぁ……んんんっ…あぁっ、んぅっ……』
ｼﾞｭﾙｼﾞｭﾙｯ
『んっ、ひゃあっ……！んあっ、わざと…おと、たててるでしょ…んんぅ…』
私の言葉には耳を貸さず一心不乱に飲んでいた。
零さんは瞳を閉じていて表情はあまり分からないが気持ちいいんだと思う。
ｼﾞｭﾙｯ…ﾍﾟﾛｯ
『んあぁっ……ひゃっ、』
最後に音を立てて啜ったあと血を拭うようにペロリと舐めとった。
『はぁ…はぁ…』
今日は長くて気持ち良くて息が乱れた。
零｢すまぬ。つい飲みすぎてしまったようじゃ。｣
謝ってくれているけれど今の私の頭にはあまり響かない。
身体もグッタリとしていて思うように力が入らず動かない。
零｢今日のゆきの血はなんというか、いつもより甘くて飲みすぎちゃったのじゃ。｣
『あま、い？』
零｢うむ。｣
多分、お祭りでお菓子を食べたからだと思った。
りんご飴を始め、わたあめやあんず飴、かき氷など結構お菓子を食べたからそれが血にでたのだろう。
『今日、お菓子食べたからじゃない？毎回、血を吸う前に私がお菓子を食べれば甘くなるのかも。』
零｢ふむ。美味しかったのじゃが、がっつきすぎて今日みたいに我を忘れてしまいそうじゃ。｣
『それは困る。でも…たまには、いいんじゃない？』
最後の方にいくにつれ恥ずかしくて段々声が小さくなった。
零｢どういうことじゃ？｣
『今日、とっても気持ち良かったから…たまにはいいかなって…』
零｢いいのかえ？そんなに気持ち良かったのじゃな！我輩で気持ち良くなってくれて嬉しいぞい♪｣
私の一言で一瞬にしてテンションが高くなった。
零さんはパァァという効果音が似合いそうなほどの笑顔だった。
しばらくして、私が動けるようになると見送ってくれた。といっても隣だけど。
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菜梨沙(プロフ) - こちらこそありがうございました！ (2021年12月17日 22時) (
レス) id: 599078c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 確認しました！ありがとうございました！ (2021年12月17日 21時) (レス) id: 7d40fe1e08 (このIDを非表示/違反報告)
菜梨沙(プロフ) - 申請承諾させて頂きました。こちらこそよろしくお願い致します！ (2021年12月16日 7時) (レス) id: 599078c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - たった今申請させていただきました！不束ですけど、よろしくお願いいたします！ (2021年12月14日 23時) (レス) id: e5970c383e (このIDを非表示/違反報告)
リザ - こちらこそよろしくお願いいたします！ (2021年12月14日 22時) (レス) id: eca4b22de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2021年12月5日 17時
