【文スト】文豪さん、反応記録帳。十三冊目

＊続き→薬の影響で彼よりも身長が低くなった ページ7

「…なんか、子供の頃に戻ったみたい…」



中島敦
「新鮮ですね…」
自分よりも拳二つ分下にある貴女の頭。
「(…可愛いなぁ…って云ったら、怒られるかな…)」
ぷんすか怒る貴女の表情を想像して、バレないように小さく笑う彼。


太宰治
「あれぇ〜？？もしかして中也よりも小さいｯ！？」
全力で馬鹿にしてくる彼に、ぐーぱんちをお見舞する貴女。
「ｯい”、威力は変わらない様で何より…」
でも何故だか小さい貴女に打たれても、可愛いとしか思えない彼。


国木田独歩
「…なんかお前、…誰だ？？？」
印象が違いすぎてとぼけ出す彼。
自分を下から見上げながらぷりぷり怒る貴女の頭に、思わずぽんっと手を乗せる。
「あ、済まん」


福沢諭吉
「困った事があれば直ぐに云いなさい」
常々貴女にもっと頼って欲しいと思っていた彼。
これは好機と思い、貴女に頼られようとバレないように奮闘する。
「危ない。私がやっておこう、それも私が後で＿」


江戸川乱歩
「可愛い妹が出来たみたいだ！」
今まで散々弟扱いされた腹いせに、散々妹扱いしてくる彼。
でも何だかんだ結局立場が逆転して、いつもの様に戻っている。
「ねぇ、あれ買ってきてー」


綾辻行人
「随分可愛らしくなったな」
黒い微笑を浮かべながら、貴女の頭を上から押し付けるようにわしゃわしゃと撫でる。
「撫でられたくなったらいつでも云ってくれ」
貴女の身長が戻ったらやり返される。

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