【文スト】文豪さん、反応記録帳。十三冊目

＊拷問マニアの貴女が血まみれで帰ってきた ページ13

※今回は逆に自分が怪我をした


「戻りましたー」


中島敦
「Aさん、またあの趣味ですか...？」
探偵社は変わった人が多いからな、で済んでしまう彼は大分探偵社に染まっている。
「え、もしかしてそれ返り血じゃなくて自分の血ですか！？」
与謝野さーん！！！


太宰治
「おかえり〜、今日はどんな方法で？？」
毎度そんな話をしているもんだから、いつもの流れでそう問いかける彼。
「...これ、Aの血かい？」
如何して判るのかは不明。


国木田独歩
「貴様は毎度毎度ベタベタ血を付けて帰るな！！！」
オカンのお説教を終えてから、適当に返事をしつつ医務室に向かった貴女。
包帯を巻いて戻ってきた貴女に、お前か怪我してたのか、すまん...としょぼしょぼ謝ってくる。


福沢諭吉
「またか...」
いい加減頭を悩ませている彼。
しかし、貴女の表情を見て何時もとは僅かに違うことに気づく。
「...Aが怪我をしたのか？」
自分の身体を大事にしてくれ、と心の底から願う彼。


江戸川乱歩
「またやってきたの？」
ラムネ瓶をカラカラと鳴らしながら、呆れ顔の彼。
「...与謝野女医ならまだ戻ってこないよ」
横を通り掛かる時に、そうコソッと貴女に伝える。
「僕は優しいから電話してあげよう！！」


綾辻行人
「サディストの心が疼くのは判るが、程々にしておけよ」
熱々の紅茶に軽く息を吹きかけると、呆れた視線を貴女に向ける彼。
「それと、怪我をしたなら早く云え」

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