*夏祭りデートで服が透けていた ページ11
「やっぱり皆浴衣だねー、私も着てくれば良かった」
中島敦
「じゃあ、来年は_」
二人とも気合い入れて着てきましょうか、と云いかけて目線を貴女に向けると、内側の赤い下着が透けている事に気づく。
「(...早くッ!早く暗くなれ!!)」
太宰治
「そうだね、浴衣もきっと似合うよ」
視界に入った透けた赤の下着に、目をぱちぱちさせる彼。
「...今日はそういう気分の日かい?」
何で??と疑問符を浮かべた貴女に、自覚無しか...と心の中で頭を抱える。
国木田独歩
「また来年着てくれば良いだろう」
さらっと来年の約束を取り付けて、頷く貴女に見えないようガッツポーズをする彼。
ふと透けた赤の下着が目に入った瞬間、やたらと彼が自分の斜め前を歩いてくる。
福沢諭吉
「その格好も似合っているぞ」
似合っている_が透けている。
夏だから自分が羽織るものを持っていないし、あったところでこんな暑い中貴女に掛けるのもおかしい。
「...やっぱり浴衣に着替えるか...」
江戸川乱歩
「うん、それよりさ」
急に耳に顔を近づけてきた彼に、肩を揺らす彼。
「...下着、透けてる」
その言葉にばっ!!と腕で前を隠す貴女。
「(他の人に見られたら、たまったもんじゃないよ...僕が)」
綾辻行人
「浴衣に着られるなよ」
減らず口を叩く彼に、べーっとした拍子に彼の視線が透けた下着に向く。
「...そういう誘いは帰ってからしろ」
眉間に手をやって溜息をついた彼は、この後の事で頭がいっぱい。
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うさちゃん(プロフ) - 190cmの女性…()凄…すこ… (3月17日 19時) (レス) @page5 id: bdc57886de (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - 瑠璃唐綿さん» 遅くなりました!お応えできたようで良かったです!これからもよろしくお願いします! (11月6日 19時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - 蘆花さん» そうなんですね!元ネタを存じ上げなかったのでありがとうございます!直接名前などが出てないのでセーフということにさせていただきます! (11月6日 19時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - もちのあじさん» リクエストに応えていただきありがとうございます!!最高でした!! (11月5日 20時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - ベルメールさんやぁ!!!!ワンピのあのシーンほんと最高だからなんかほんとありがとうございます!! (10月31日 23時) (レス) @page49 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちのあじ | 作成日時:2023年5月9日 8時