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「...あんまり、ジロジロ見ないでね」
芥川龍之介
「見ぬ」
浴室からそう短く答える声が聞こえる。
お風呂嫌いの筈なのに、貴女と一緒に入るとなると進んで浴室へ向かう彼。
本当になるべく見ないように努める。
貴女とお風呂に入っているという事実だけで満足出来ちゃう。
中原中也
「男にんな事願ったって無駄だ」
先に浴室へ入っていた彼が、そんなことを云うもんだから、なかなか入ろうとしない貴女。
「...まだか？」
痺れを切らした彼が、ガラッと扉を開けて「こ、心の準備ｯ！！！」と押し戻される。
森鴎外
「ふふ、それは如何かな」
にこにこ笑いながらきっちりと着ていた服を徐に脱ぎ始める。
二人とも身体を洗い終えて浴槽に浸かると、マッサージという名目で際どいところを触ってくる。
坂口安吾
「見ませんから、早く入ってきなさい」
僕が逆上せます、と一足先に身体を洗い終えて浴槽に入っている彼が声をかける。
恥ずかしくて彼に背を向け座り、髪を洗っている貴女の背中を見ながら、視力が悪いのが惜しいとか思っている。
フョードル・ドストエフスキー
「ジロジロ見ません」
その言葉を信じて、二人で浴室に入る。
彼を背に湯船へ浸かった貴女の下腹部に彼の腕が回される。
わ、一寸！と慌てる貴女に「ジロジロは見てませんよ？」と、ニッコリ笑う。
末広鐵腸
「嗚呼」
短く返事をするだけで、さっさっと洗い終える彼。
遅れて貴女が湯船に入ろうとすると、無言で両手を広げて見つめてくる。
「...Aの場所を確保した」
「...変に触ったりしないでね、」
条野採菊
「貴女、私を一体何だと思っているんですか」
変態、とばっさり切り捨てる貴女に「貴女にだけです」と真顔で答える。
「愛おしい人と、お風呂に入って一切触れるなという方が、無理なお願いです」
＊超健康な貴女が幼少期に不治の病で余命宣告を受けていたが、恩人のお陰で完治したことを知った→←＊一緒にお風呂に入った
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もちのあじ(プロフ) - yuuki Sさん» 遅くて申し訳ないです...！そう云って頂けて作者も更新を続けることが出来ます！ありがとうございます！ (2023年5月6日 0時) (
レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
yuuki S(プロフ) - 更新ありがたいです✨️ほんとに主様の小説大好きなので、更新が毎度楽しみです！！ (2023年5月4日 23時) (レス) @page48 id: 07c571410b (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - NIKOさん» 作者の脳裏にもそれはそれは鮮明に…ｯ！ (2023年5月1日 23時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - だ、太宰さんの、優しい笑顔が脳裏にぃぃぃぃぃ!!!はぁ…好き（ (2023年5月1日 16時) (レス) @page47 id: 412fd2ba39 (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - マカロンさん» ついでに自分もお願いします← (2023年4月29日 22時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちのあじ | 作成日時：2022年12月4日 19時
