＊彼を恨んでいる人に、貴女が残酷に殺されてしまった ページ41
※グロテスクな表現を含みます
中島敦
「如何して、ｯ」
膝から崩れ落ちて、目の前にある”元”貴女の塊に唖然とする彼。
それから気づけば、敵も同じ様に足元に転がっていた。
太宰が駆けつけて、ようやく自我を取り戻す。
太宰治
「一つ、質問に答えてくれ給え」
私ではなく、如何して彼女に手を出した
並のものならば、聞いただけで震え上がり逃げ出す様な恐ろしく冷たい声で問いかける。
貴女と敵と彼は、二度と目覚める事の無い眠りにつく。
国木田独歩
「お前まで喪ったら、...俺は、ｯ俺は」
理想の文字が掲げられた手帳が、血溜まりに落ちて赤く染まっていく。
「...貴様の顔は覚えたぞ」
静かにそう呟いて、血濡れの手帳を拾い上げる彼。
福沢諭吉
「...」
彼の息を飲む音だけが、薄暗く湿った空間に反響する。
刀を抜く独特の音を響かせて、敵を見据える彼。
「...何も云う事は無い、」
＿眠ってくれ
江戸川乱歩
「何、で...」
与謝野女医を呼んでも、手遅れな事は頭の何処かで気づいている彼。
それでも連絡を、と勝手に携帯へ手が伸びる。
「(...こんなことしても、もう...判ってる)」
綾辻行人
「俺の異能力をどうやら知らない様だな」
そうキツく睨んだ瞬間に、高く積まれた瓦礫が崩れ落ち圧迫され下敷きになる相手。
「...坂口君、すぐに現場に来てくれ。俺はもう、何もする気が起きないんでな」
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もちのあじ(プロフ) - yuuki Sさん» 遅くて申し訳ないです...！そう云って頂けて作者も更新を続けることが出来ます！ありがとうございます！ (5月6日 0時) (
レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
yuuki S(プロフ) - 更新ありがたいです✨️ほんとに主様の小説大好きなので、更新が毎度楽しみです！！ (5月4日 23時) (レス) @page48 id: 07c571410b (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - NIKOさん» 作者の脳裏にもそれはそれは鮮明に…ｯ！ (5月1日 23時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - だ、太宰さんの、優しい笑顔が脳裏にぃぃぃぃぃ!!!はぁ…好き（ (2023年5月1日 16時) (レス) @page47 id: 412fd2ba39 (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - マカロンさん» ついでに自分もお願いします← (2023年4月29日 22時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちのあじ | 作成日時：2022年12月4日 19時
