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「暖かいねぇ...」
芥川龍之介
「断じて眠気は催していない」
眠いんでしょ、という貴女の言葉に意地でも肯定しない彼。
「...煩い、微睡んでいるだけだ」
眠たいんじゃん、とくすくす笑う声が、彼の耳を心地好く擽る。
中原中也
「ｯたく、何処の何奴だ〜？こたつなんてもん兵器を開発した野郎は」
二人でぬくぬくと丸まりながら、こたつの中に収まる。
午後の仕事サボっちまおうかな...と貴女の少し毛玉の出来た部屋着に、おでこをぐりぐりする。
森鴎外
「寒いのは苦手だけれど、この暖かさはやはり中毒になるね…」
机に置いておいた蜜柑を、器用に剥いて貴女の口に運んでくれる。
一つ食べ終わると、せっせと次の蜜柑に手を伸ばす彼。
坂口安吾
「こんなのんびりできる休日は、いつぶりでしょうか」
二人でぴったりくっついて、こたつに入る。
貴女の頭から、ふわっと優しい香りがするのに気づいて、バレないようにこそっと嗅ぎ続ける。
「(天日干しした布団の匂い…？)」
フョードル・ドストエフスキー
「日本とは恐ろしい国ですね」
寒さにはある程度慣れている彼でも、こたつに魅せられてしまった。
「貴女の側に居れますし、何より…」
__気の抜けた貴女の顔が見れる。
条野採菊
「こら、私のお腹を枕にするんじゃありません」
非番の日に思いっきりリラックスしている二人。
こたつに限界まで潜り込んだら、彼に抱きついて頭をお腹に擦り付ける。
サラサラの髪の毛の指通りを楽しむように、頭を撫でる。
末広鐡腸
「だな」
眠い…と机の上に伸びる、貴女の温まりすぎて少し熟れた頬に、そっと触れる。
「(…熱い)」
何？と寝ぼけ眼で彼を見上げた貴女に、良からぬ事が頭を過ぎる彼。
＊貴女が手編みの手袋を贈った→←＊貴女と彼がこたつでのんびりした
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もちのあじ(プロフ) - yuuki Sさん» 遅くて申し訳ないです...！そう云って頂けて作者も更新を続けることが出来ます！ありがとうございます！ (2023年5月6日 0時) (
レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
yuuki S(プロフ) - 更新ありがたいです✨️ほんとに主様の小説大好きなので、更新が毎度楽しみです！！ (2023年5月4日 23時) (レス) @page48 id: 07c571410b (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - NIKOさん» 作者の脳裏にもそれはそれは鮮明に…ｯ！ (2023年5月1日 23時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
NIKO - だ、太宰さんの、優しい笑顔が脳裏にぃぃぃぃぃ!!!はぁ…好き（ (2023年5月1日 16時) (レス) @page47 id: 412fd2ba39 (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - マカロンさん» ついでに自分もお願いします← (2023年4月29日 22時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちのあじ | 作成日時：2022年12月4日 19時
